甲斐国一宮、浅間神社(あさまじんじゃ)です。
駿河国一宮と同じで、富士の神「コノハナサクヤヒメ」を祀っています。
地元の街にとけ込んでおり、全体として質素で優しい感じ。
ただ、この神社からは富士山を見ることはできず、拝殿は、むしろ南アルプスの方を向いています。雪を頂く南アルプスの山々も十分に神々しい存在ですし、もともとそちらを祀っていたのではないかという説も。
その後、864年の富士山大噴火を機に、噴火を鎮めるための祠をたてたのが、今につながる経緯だという記録があるようです。
甲斐の浅間神社といえば、河口湖畔や富士吉田にも大きなものがあります。
こちらも、いずれ訪れてみたいと思います。
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