岩木山神社(いわきやまじんじゃ)です。
津軽半島の名峰、岩木山のふもとに鎮座します。
正面奥に見えるのが岩木山です。
陸奥国(むつのくに)は、いまの福島、宮城、岩手、青森全体を範囲とする広い国でした。
近畿地方が細かく分かれているのに比べると、一番奥の土地はおおまかだった訳ですね。
陸奥国は、明治になってすぐ、廃藩置県までの2年半くらいだけですが、磐城、岩代、陸前、陸中、陸奥に分割されました。
今は、分割後の国についても、全国の一宮で構成する組織「全国一の宮会」が独自に新一宮を認定しています。(ので、私も、それぞれに詣でる予定。)
この岩木山神社は、津軽国一宮。
当初の広大な陸奥国と区別して、分割後の陸奥を指すために、津軽国と称しているとのこと。
一宮を名乗るだけあって、津軽地方では随一の格式。
北門鎮護の立派な社です。
岩木山の山頂まで登ると、奥宮があります。
ここから、4時間ちょっとの登山だそうです。
湧き出る清水と、大きな楼門。
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