今回のJR乗りつぶし1日目は、水戸から水郡線で郡山まで。
こちらは常陸太田への支線が出る、上菅谷。
茨城県の田園地帯を走ります。
常陸大宮に到着。
乗換に1時間ほどあったので、喫茶店でゆっくりしたり、近所を散歩したり。
これからだんだんと山あいに入っていき、車窓は阿武隈川と奥久慈の山並みへと変わっていきます。
131 茨城
先月の旅のご報告。
秋のJR乗りつぶし企画、未乗区間である水郡線、日光線、烏山線に乗りに行ってきました。
利用したのは、「秋の乗り放題パス」という青春18きっぷのようなものです。
まずは、上野駅から常磐線で水戸駅まで。
「スーパーひたち」「フレッシュひたち」に使用される新型車両のE657系。
基本的に常磐線でしか見かけない、珍しい車両です。
貨物駅もそばにあるからか、機関車も見かけます。
北斗星カラーのEF510もいますね。
改札のあたり。
JR東日本の大きめの駅は、だいたい似た雰囲気ですね。
こちらは、どちらかというと裏にあたる南口。
さて、ちょっと時間をとって、レンタサイクルで一回りしてきます。
水戸の街の南側に広がる千波湖。
黒鳥がたくさんいます。
白鳥もたくさんいるのですが、これは幕末の因縁浅からぬ彦根から、昭和の世になり友好の証しとして贈られたものとこのこと。
水戸から彦根には、梅の木が贈られました。
雨引観音は、山を少し登ったところにあるので、茨城の平野を見渡せます。
少し先には筑波山。
サクラの2種競演。
ちょっと東京を離れ、北関東へ桜を求めて。
常磐道・友部SAにはの満開の花。
青と緑と桜色。
常陸の名刹、雨引観音(あまびきかんのん)にて。
ソメイヨシノ、サトザクラなどが咲いていました。
常陸国の一宮、鹿島神宮。
近所の香取神宮と並んで歴史は古く、「官幣大社」と格式も高い神社です。
そもそも、遠い昔「神宮」を名乗っていたのは、伊勢の他には、ここ鹿島と香取だけ。
当時の東方最前線という意味合いもあって、とても重要視されたようです。
祀られているのも、「タケミカヅチ」という武神。
ここの楼門は、神社の三大楼門のひとつだそうです。
ちなみに、以前に載せた阿蘇神社の楼門も、そのひとつ。
境内は広く、うっそうとした森が広がります。鹿島神宮では、「神鹿」が飼育されています。
奈良にある春日大社は、鹿島神宮からタケミカヅチを招いて祀っているのですが、その際に分霊を鹿に乗せて運んだといういわれがあるそうです。
サッカーチーム「鹿島アントラーズ」のシンボルマークは、この神鹿ですね。
御手洗池(みたらしいけ)
湧き水を貯めた池で、昔はここで禊(みそぎ)をしていたとのこと。
境内の森には古くて大きな樹木が多く、荘厳な感じを受けます。
冬の朝の霞ヶ浦。
この時季に訪れたのは初めてでしたが、文字どおり、霞がかる湖でした。
♪ 早霧消ゆる湊江の 舟に白し朝の霜
ただ水鳥の声はして いまだ覚めず 岸の家 (冬景色)
岸の家はすでに目覚めて、朝から大変な農作業に従事しておられました。
そろそろ、関東地方の山々も色づき始めました。
ところによっては、すでに見頃を迎えているところもありますね。
茨城県の北部、奥久慈パノラマラインのあたりは、緑に混じってほのかにオレンジや赤の木々が見えるようになってきていました。見頃は、1〜2週後でしょうか。
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