信越本線の次は、吾妻線(あがつません)です。
こちらは、上越線の渋川から西に向かう路線で、草津方面に向かう特急も走ります。
(ただし、草津や万座方面は途中駅からバス)
途中の川原湯温泉駅で下車。
徒歩10分弱、少し坂を上ったところに小さな温泉街があります。
いくつか共同のお風呂もあります。
こちらは、緑あふれる快適な「聖天様露天風呂」。
実は、この川原湯温泉は八ツ場ダムができると沈んでしまいます。
吾妻線も、線路の付け替えになります。
車窓からは、よくテレビ中継に登場した橋もみえます。
こちらは、吾妻線の終点、大前駅に入ってくる列車。
このひとつ前は「万座・鹿沢口」という駅で、万座温泉や鹿沢温泉へのバスが出ている主要駅。
特急も普通列車も、ほとんどの列車はそこで折り返してしまい、路線のほんとうの終点である大前駅までやってくるのは1日5本程度です。
乗りつぶし旅の難関のひとつなのです。
(多くの人には関係ありませんが・・。)
133 群馬
さて今年も、恒例の?夏の18きっぷ旅に出てきました。
今回は、関東地方でまだ乗たことのない、信越本線(横川まで)と吾妻線がターゲット。
群馬県に攻め込みます。
まずは、高崎で乗り換えて横川へ向かいます。
横川といえば、関東側から軽井沢へと碓氷(うすい)の峠を越えるための準備基地。
急坂を登るため、ここで機関車を増結していました。
そんな、鉄道ファンとしても交通技術・文化の観点からも見どころの多い横軽碓氷峠越えですが、長野新幹線が開通するのと同時に廃止となりました。
結局、個人的には実際の現場を見る機会はありませんでした。
ちょっと心残りです。
いまではローカル線の終着駅になってしまいましたが、駅構内は昔の名残で広々としています。
また車庫跡は、「鉄道文化むら」という展示施設になっています。
こちらは追って紹介します。
線路はいったん横川で途切れますが、軽井沢に向かう人たちのために駅前からバスがでています。
それなりの人数が乗り継いでいきました。
さて、ここ横川では機関車を連結したり切り離したりと、停車時間も長くなります。
そこで人気を集めたのが、この「峠の釜めし」。
すっかり全国区の知名度ですね。
ただ、駅弁ではありますが、いまとなっては関越道の横川SAで食べるのがもっとも一般的?
引き続き、水上駅構内にて。
水上駅の温泉街、何度か訪れているお店でソバを食べた後は、走る姿を撮るために移動。
上越線の撮影スポットは、事前にいくつか情報を集めておいたり、水上駅に来るまでにロケハンしたりもしましたが、結局、アクセスしやすく場所取りもしやすい途中駅のホームにしました。
ということで、上牧(かみもく)駅のホームにて。
平坦な場所で煙が出ていないのは残念ですが。
水上駅にて、復路出発の準備中。
石炭を放り込み、火力を整えます。
こういうメカニカルな部分を見ていると、プラモデルが作りたくなります。
とある週末、上州は水上まで、SLの追っかけに行ってきました。
高崎機関区所属のデゴイチが、週末や祝日に、高崎と水上の間を「SLみなかみ号」として運行中です。
D51クラスの大きな蒸気機関車が走るところは、最近ほとんど観ていなかったので、とても感動。汽笛の音に身体が震えました。
こちらは、水上駅構内で待機中の風景。
復路に向けて、回頭、灰捨て、石炭と水の積込みなど、SLはいろいろとやることが多いのですが、水上では近くで見学できるようになっています。
ここまで乗って来た乗客なのでしょう。鉄道ファンのみならず、子連れからおばさんグループまで、たくさんの人たちでにぎわっていました。
谷川岳に登ってきました。
ロープウェーで一気に1,500mまでワープ。
そこから登山開始で、山頂1,977mを目指します。
ガレ場のアップダウンが続く中、休憩を含めて往復4時間30分の道程でした。
翌日は予想どおり筋肉痛となりましたが、山登りは楽しい!
週末ロープウェー登山家(笑)、次もがんばります。
どこに登ろうかな〜。
さて、谷川岳はロープウェーを使うことで比較的簡単に山頂まで行けますが、それとは別の有名な登り方があります。
それが、一ノ倉沢。
ドキュメンタリー番組で観たことがありますが、国内トップクラスの「ザ・絶壁」をよじ登っていきます。
下まではクルマで行けますが、そこから見上げる垂直の崖は圧巻でした。
絶壁を登ってきた人たち。
恐れ入りました。
気をつけて。
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