151 三重

三重県のちょっと奥まったところを走る、名松線(めいしょうせん)というローカル線があります。
この伊勢奥津駅は、終着駅。
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でも、最近は列車が来ることはなく、線路は錆び付いています。
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2009年の台風災害で線路が被災してからは、起点の松坂から途中の家城(いえき)までの折り返し運行となっており、家城からは代行バス。
以降、家城〜伊勢奥津の間は廃止が取りざたされていましたが、どうやら復旧に向けてJRと自治体との調整が進み始めたようです。
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駅構内には、SL時代の給水塔が残っています。

ゴールデンウイークの写真をもう少し。

三重は桑名のお城です。
主要な建造物は残っていませんが、城跡は公園として整備されています。
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こちらは本多忠勝さん。
関ヶ原の後、東海道の要所である桑名は、家康の側近中の側近である本多忠勝に任されました。
徳川四天王のひとりで、多くの戦いで活躍するも傷を負うことがなかったと伝えられる豪傑です。
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近年復元された蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)と、渡し場の跡。
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ここの部分の石垣は、築城当時のものです。
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松阪牛やデパ地下総菜でおなじみの「柿安」の本店は、ここ桑名城の跡地にあります。
弁当を買って公園で食べるのがオススメ。
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城跡は、九華公園(きゅうかこうえん)という名称で整備されています。
新緑と花が鮮やかでした。

ちなみに桑名といえば、昔はハマグリが名物でした。
「その手は食わなの焼き蛤」という言い回しがありますね。

引き続き、冬の御在所岳の風景です。
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向こうに見えるのは、四日市の工場群と伊勢湾。
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帰りのロープウエイもまた絶景。
空中に放り出される感覚。

正月休み、冬の御在所岳に登ってきました。
もちろんロープウエイでですが。
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御在所岳というのは、三重県は四日市の郊外にある山。
湯の山温泉の街からロープウエイが出ています。
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15分の空中散歩。
なかなかの迫力です。
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こちらは、上にある観測ドーム。

御在所ロープウエイ
http://www.gozaisho.co.jp/

続きまして、内宮です。
外宮前からバスに乗ってやってきました。

内宮の正式名称は、皇大神宮(こうたいじんぐう)。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀ります。
日本の神社の最高位といえます。

新しくなった宇治橋を渡り、宮域へ。
こちらも外宮と同様に、広い玉砂利の参道が続きます。
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五十鈴川(いすずがわ)の清流。
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樹木の間の隙間が火灯窓のようになっていました。
御垣の中が少し見えます。
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正宮を階段下から。
ここから向こうは、撮影禁止エリアになっています。
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階段を登りきると、玉垣の向こうに、整然と並ぶ社殿をみることができました。
造りはとてもシンプルで、派手さはありません。
ですが、なんとはいえず、ここが「原点」であることを印象付けられるような雰囲気、たたずまいでした。

こちらは、御稲御倉の屋根と森の木々。
神に捧げる稲穂の保管場所です。
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第一の別宮、荒祭宮(あらまつりのみや)。
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神楽殿のあたりまで戻ってきました。
お守りやお札を買い求める人たちでにぎわっています。
団体客もたくさん来ていました。
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御神馬ヒヒーン。
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伊勢神宮は、現在「式年遷宮」という事業が進行中です。
これは、20年に一度のサイクルで社殿を新しく立て直すもの。
今回は62回目で、平成25年に完了予定となっています。

内宮の公式サイト
http://www.isejingu.or.jp/shosai/naiku/naiku.htm

年の瀬も押し迫ってくるこの頃、久しぶりに伊勢神宮に詣でてきました。

近鉄特急を宇治山田駅で下車して、まずは外宮から。
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玉砂利が敷き詰められた、広い参道。
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伊勢神宮は、外宮(げくう)と内宮(ないくう)に分かれており、外宮は「豊受大神宮」というのが正式名称です。

苔むした屋根。
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豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。
このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。
(公式サイトから引用)

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境内には3つ別宮もあります。
こちらは「土宮」。

外宮の公式サイト
http://www.isejingu.or.jp/shosai/geku/geku.htm

伊勢国一宮、椿大神社(つばきおおかみやしろ)です。
三重県鈴鹿市、高速を鈴鹿ICで降りて、鈴鹿サーキットと反対方向に15分ほど走ったところに鎮座。
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深い林の中の参道の先に、伊勢らしい神明造りの拝殿と本殿があります。
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伊勢地方でもっとも有名であり社格も高いのは、「神宮」すなわち伊勢神宮。
ですが、伊勢神宮は日本国全体の一宮といった位置づけです。
伊勢国としての一宮は、ここ椿大神社(と都波岐神社)となっています。
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主祭神は、猿田彦命(さるたひこ)。
アマテラスの天孫ニニギが地上に降り立ったときに先導役を買って出た神で、今は、道や旅の神とされています。
また、身体が大きく鼻も赤く大きいことこら、天狗の原型ともいわれます。
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椿大神社の境内には、天鈿女命(あめのうずめ)を祭った社もあります。
こちらは、アマテラスが天岩戸に隠れたときに、外で踊ってアマテラスを誘いだした女神。
このエピソードから、芸能関係者の信仰が篤いようです。
その後、猿田彦命の妻になったとされており、一緒に祀られています。
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雨上がりの夏の朝、少しひんやりとした空気がここちよい神社でした。

ゴールデンウィーク、紀伊半島ぐるっとドライブの写真から。
三重県熊野市の七里御浜海岸では、快晴の空の下、たくさんの鯉のぼりが泳いでいました。

こんな風景に会うと、つい「鯉のぼり」の唄を口ずさんでしまいます。
この唄、歌詞が爽やかですがすがしく、とても好きなのです。


 「鯉のぼり」
    甍の波と雲の波 重なる波の中空を
      橘かをる朝風に 高く泳ぐや鯉のぼり
    開けるひろき其の口に 舟をも呑まん様見えて
      ゆたかに振るふ尾ひれには 物に動ぜぬ姿あり
    百瀬の瀧を登りなば たちまち龍になりぬべき
      わが身に似よや男子と 空に躍るや鯉のぼり


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グランドスタンドの一番下から見上げる、ガラス張りのV指定席。
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金曜のフリー走行後のピットの様子。
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トヨタチーム、グッズ無料配布中。
「応援、よろしくお願いしま〜す!」
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最終コーナーから、ホームストレート方面を望む。
遠くには伊勢湾。
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ヘアピンを曲がる、シューマッハ兄弟。
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セッション終了後は、他の指定席にも入れるので、最終コーナーやグランドスタンド(スタート地点の前、ピットの前)にも回ってみました。
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優勝は、フェルナンド・アロンソ。
いまひとつだった予選の様子からみて、ここまで来るとは想像できませんでしたが、さすがです。
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20回目を迎える、鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリ。
ミハエル・シューマッハの鈴鹿ラストラン、そして、ここ鈴鹿で開催されてきたF1の歴史にもいったん幕が下りるということで、現地に観戦に行ってきました。

自分にとって7年ぶり4度目の観戦となる今回は、ヘアピンコーナー前(H席)。
ちょうど、減速してコーナーを回るところなので、クルマの姿を比較的はっきりと視認できる席です。

耳をつんざく、迫力のエンジン音。
15万人を超える大観衆の熱気。
そして、目の前を走りぬける本物のF1マシン達に、大興奮。

応援していたミハエルが途中リタイア、トヨタ&ホンダの日本勢もあまり奮わずと、結果は残念なものでしたが、最後の鈴鹿、満喫できました。

ありがとう、鈴鹿サーキット。
またいつか復活する日が来ることを、期待しています。

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