186 宮崎

さて、青島神社のまわりには「鬼の洗濯岩」と呼ばれる奇観が広がっています。
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固い岩と柔らかい岩でできた地層が隆起し、長いこと波に洗われる中で、柔らかい部分だけが浸食されていったとのこと。

青島神社の境内、絵馬と亜熱帯植物のトンネルを抜けると、元宮があります。
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ここは一番奥、カワラケを投げて占いをする場所。

元宮は、初期の時代から祭祀が行われていた、青島神社で一番の聖地。
いわゆるパワースポットというやつで、空気が違うように感じます。

日南の観光名所その二、青島神社です。
海岸から橋を渡った小さな島全体が境内。
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なお、ここはジャイアンツの宮崎キャンプ宿舎のすぐそば。
初日に監督以下メンバー全員で参拝するのが恒例行事となっています。

主祭神は「ホオリ」、別名は「ヒコホホデミ」とも。
この青島のあたりを生活拠点にしていたとされています。
「ヒコホホデミ」は、天孫降臨「ニニギ」の子で、鵜戸神宮の主祭神「ウガヤフキアエズ」の父、つまり初代神武天皇の祖父。
日本の神話世界においては、かなり重要な流れの中に位置する神様ですね。

宮崎県は日南海岸の崖の上に立つ、鵜戸神宮(うどじんぐう)。
南国風の明るい色彩の社です。

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橋を渡って、階段を降りて行くと、本殿があります。
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ここでまず有名なのは「運玉」の投入れ。
少し下の岩のくぼみに、素焼きの玉を投げ入れて、運を試すというもの。
スパッとストライクは、なかなか難しいです。
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そしてもうひとつ特徴的なのは、崖の岩窟の中に社殿が作られているという型式。
奥の方は薄暗く、水がしたたります。
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主祭神は「ウガヤフキアエズ」といって、初代神武天皇の父とされる神です。

しばらくの間、すっかり野球ブログと化していましたが、宮崎キャンプ報告はこれで最後。
ジャイアンツの室内練習場の風景です。

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奥には、おそらく抽選で当たったのでしょう、特別に中に入ることのできたファンたちが座っています。
若い女性グループが目立って多いのが印象的。
プロ野球のファン層が広いことの表れであり、よいことかと思います。

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投内連係の練習です。
ピッチャーは、キャッチャーに向かって軽く投球。
それに合わせてノック役のコーチがボテボテのゴロを打つ。
一塁手が前にダッシュして捕るので、ピッチャーは急いで一塁のカバーに向かいながら、一塁手からの送球をタイミングよく捕ってベースを踏む、という基本練習。

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最後に全員集合。
これで、この日の午前中の全体練習は終了です。

選手もファンたちも昼ご飯ののち、午後の練習開始。
野手陣はサンマリンスタジアムに移動したようで、室内練習場では投手陣がバント練習。
練習は地味ですが、近いところで選手たちの表情も見えて、これはこれで楽しい時間でした。
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以上をもって、カープ、ホークス、ジャイアンツの三球団キャンプ見学は終了。
それにしても、練習を観ているだけでこんなに楽しいとは思いませんでした。
ファンの人は、観光も兼ねて一度足を運んでみるとよいと思います。

この後は、青島など近所を少し見て回ります。

木の花ドーム、投手陣の練習風景から。

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ゆったりとした柔らかいモーションから、最後の投げる瞬間にだけピュッと力を入れる(ように見える)フォームは芸術的。
普通のキャッチボールでさえ美しい。

個人的には、ここ何年間かを通じた球界最高投手は彼だと思っています。

訪れたのは、キャンプイン直後の週末。
まだまだ基本練習が多く実践的な紅白戦などはないためか、観客も少なめ。
建国記念の日の三連休は、WBC候補クラスも参加しての紅白戦もあり、かなりにぎわったようですね。
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ポスト慎之助候補のひとり、市川友也。
ジャイアンツの5年先を考えたときの最重要課題が、捕手。
正捕手を固定できないチームが優勝を狙うのは難しいでしょう。

ところ変わって、室内練習場の「木の花ドーム」です。
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居残り練習中の大田泰示。
この人は、なんといっても55番を受け継いだ選手。
今年こそ、花開いて!

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出入口で、ファンへのサインに応じる矢野謙次。
ヤノケンも、もはや若手とは言えない年代。
外野のレギュラーは競争が激しいけれど、定着を狙ってほしい。

宮崎キャンプリポート、最後はジャイアンツ。
市街地から南に20分ほど走った先、宮崎県総合運動公園で実施中。


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外野で手を振る、長野&藤村。
これからランニングです。
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1軍野手陣そろい踏みですね。
観ている方も興奮する陣容。

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ランニングの後は、各自打撃練習。
手前が坂本勇人、奥は長野久義です。

復活にかける、松中信彦。
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いままでよりも身体が締まっているように見えます。
今年は期待できるのではないでしょうか。
あの豪打をもう一度!

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こちらは、球場横のグラウンド。
投内連係の練習が終わったところなのですが、ずっと観てしまい、練習風景の写真を撮るのを忘れました。

投手陣は、今度はブルペンに移動。
ファンの前を通ります。
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今年のさらなる飛躍を期待したい、武田翔太。

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ホークスの誇るセットアッパー、森福允彦。
2011年の日本シリーズ、ノーアウト満塁でリリーフに立ち見事0点に抑えたときは、テレビの前で大興奮し、同時に安堵のあまりぐったり。
強烈な印象が残っています。
あれで、日本シリーズの流れは変わりました。

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こちらは、主に若手が投げる方のブルペン。
ミットの快音が響きます。

続きまして、我らがホークスのキャンプ取材です。
宮崎市街からクルマで20分くらい走ったところの、生目の杜(いきめのもり)運動公園で実施中。

まわりには沢山の物販店が出て、ちょっとしたテーマパークと化しています。

さて、朝の全体練習がスタート。
軽い準備体操の後、全員でグラウンドをランニング。
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そして、ストレッチ。
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単なる練習風景ですが、ファンからすると、ただ観ているだけでも楽しいです。
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続いて、遠投気味のキャッチボール。
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投げる姿は、松田宣浩。
ホークスのムードメーカー的な存在です。

2月になりました!
プロ野球各球団は、1日に一斉キャンプイン。ついに球春到来であります。

ということで、初めてのキャンプ見学に、宮崎までひとっ飛びしてきました。

まずは、日南油津(あぶらつ)で実施中の広島東洋カープから。
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ティーバッティングやトスバッティングをしている野手陣。
まだキャンプインしたばかりですので、基礎練習に多くの時間を割きます。

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バットがスッと立った美しいフォームは、前田智徳です。
79番は、緒方孝市コーチ。

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こちらは、広島のプリンス、堂林翔太。
今年から、野村謙二郎監督が現役時代に付けていた背番号7を付けることに。
期待の高さが伺われます。

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こちらは、監督と丸佳浩。

他にも、復活の栗原健太をはじめ、岩本、広瀬、東出などのレギュラークラスの選手がいろいろ練習しているわけですが、カープって期待できそうな選手が多いのに、どうしてもう少し上の順位に上がれないんでしょう。
今年は、なんとかAクラス入りしてもらいたいものです。

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こちらはブルペン。
観ていた時間帯では、1軍クラスの投手陣は出てきませんでした。
それでも、投げ込む球を間近に観ると迫力があります。
パーンッ!という捕球音も爽快。

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球場の入り口の様子。
この後に出かけるホークスやジャイアンツのキャンプ地に比べると、地味でこじんまりした感じですが、これはこれで好感が持てました。

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