JR肥薩線の嘉例川(かれいがわ)という駅です。
駅舎は100年前の開業から使われている古いもので、観光列車「はやとの風」が停まったり、旅番組でもたびたび取りあげられたりと、わりと有名な駅です。
鹿児島空港のすぐ近くなので、レンタカーを借りて最初の目的地としました。
着いてみると、クルマでやってきた観光客もちらほら。
実際に利用している客は少ないのですが、観光列車は5分ほど停まるので、その際はにぎやかになるようです。
少し待っていると、単行のディーゼルがやってきました。
その後、今度は逆方向の列車を、違う場所から。
ちなみに、土日限定で売っている駅弁「百年の旅物語かれい川」を買い求めました。
これは、かなり美味しかったですよ。
187 鹿児島
大隅国(鹿児島県のおおよそ東半分)の一宮、鹿児島神宮です。
平安時代に宇佐の八幡神が合祀され、別名「大隅正八幡宮」とも。
額に「八幡」の文字がみえます。
祭神は、もともとヒコホホデミ(山幸彦)とその后神で、創始はかなり古いとのことです。
駐車場から階段を登ったところに川があって、驚きました。
薩摩国(鹿児島県のおおよそ西半分)において、一宮といわれているのは、開聞岳(かいもんだけ)の近くにある枚聞神社(ひらききじんじゃ)と、川内にある新田神社。
今回は指宿に宿泊したので、少し足を伸ばして枚聞神社に詣でてきました。
朱塗りが鮮やか。
薩摩富士ともいわれる開聞岳、訓読みすればこちらも「ひらきき」です。
神社の創始は不明とのことですが、特徴的な形をした山のそばにある神社ですから、この山がもともとの信仰対象だったものと思われます。
数枚写真を撮ったところで、ザーッと一雨きました。
小雨になったところでクルマに戻りましたが、この後、土砂降りになりました。
前日の桜島や佐田岬では晴れて暑かったのですが、この日は雨。
桜島から、大隅半島をひたすら南下。
佐田岬(さだみさき)まで行ってきました。
遠くに見えるのは、開聞岳(かいもんだけ)。
均整のとれた形をしていますね。
この岬、ワインディングを駆け上って駐車場に到着の後、さらに片道15分の軽登山を要求されます。
残暑厳しい南の国。
汗だくになりました。
でも、やはり各地の「端っこ」は、一度は行ってみたいところです。(よね?)
旅のロマンといえましょう。
フェリーで対岸の桜島に渡りました。
長距離フェリーのように、車検証を確認してチケットを購入して云々という手続はまったくなし。
次々どんどん載せられて出港し、15分ほどで向こうに到着。
港の区画の出口が有料道路の料金所のようになっており、ここで1台ずつお金を払って外に出て行くという流れでした。
ズラッーと並びますが、消化スピードも速かったです。
展望台からの薩摩半島の眺めです。
左奥が、鹿児島の街。
こちらは、展望台からの桜島そのものの眺め。
有村溶岩展望所にて。
まさに溶岩の島ですね。
鹿児島の街にて。
「維新ふるさと館」を観た以外、街の外ではあまり長居しなかったので、分かりやすい観光スポットだけですが。
街の中心部にある、照国神社(てるくにじんじゃ)です。
鹿児島県の初詣者数No1だそうな。
幕末の名君のひとり、薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)を祭る神社です。
薩摩藩の近代化を推し進めた人で、西郷隆盛を抜擢した人でもあります。
ほんの少しだけマニアックですが、桁数上位の主要国道、国道3号線と10号線の碑です。
照国神社前交差点の脇にあります。
R3は、北九州市から、福岡市、熊本市と九州西側をまわって鹿児島市まで。
R10 は、北九州市から、大分市、宮崎市と九州東側をまわって鹿児島市まで。
どちらも九州を代表する幹線道路です。
なお、二桁国道のラストナンバー、58号線の起点も鹿児島市。
照国神社前のとなりの交差点が起点で、ここから沖縄県那覇市までを貫いています。
(大部分は海ですが。)
そして、R58の起点には西郷さん。
街の目立つ場所で、鹿児島の街を見守っています。
【まめちしき】
いわゆる二桁国道とは、1965年の道路法改正まで「一級国道」と位置づけられていた幹線道路で、当時57号線までが指定されていました。(その後、沖縄返還後に58号線を追加)。
1段下となる「二級国道」は、101号線から改めての採番。このため、R59-100は欠番となっています。
この夏、何度目かのお出かけ。
今回は鹿児島県です。
鹿児島空港イン・アウトで、足はレンタカー。
回った場所を順不同で並べると、鹿児島市街、桜島、佐多岬、指宿、知覧、そして大隅国一宮(鹿児島神宮)、薩摩国一宮(枚聞神社)、肥薩線・嘉例川駅などです。
ご紹介する写真も、順不同で。
まずは、夕方の鹿児島市街からスタート。
市街を見下ろす丘、「城山」の展望台からの眺めです。
鹿児島市街と、海を隔てて桜島。
鹿児島は市電が走る街なのですが、ところどころ、市街緑化のために天然芝が植えられています。
ゴルフ練習場かと思いました。
「天文館(てんもんかん)」と呼ばれるエリアが繁華街。
街の規模も大きく賑わっています。
夕方のご飯を、ラーメン屋「こむらさき」にて。
まっぷるに載っていて、おいしそうだったもので。
(野菜を多く使った丸い味。おいしかったですよ。)
食後のデザート、マンゴーどっさりかき氷。
まっぷるに載っていて、おいしそうだったもので・・。
(フルーツ&かき氷のデザートを鹿児島では白熊と呼んでおり、そのマンゴー版で黄熊というメニューでした。)
夜のご飯、和牛トロ鮨です。
まっぷるに載っていて、おいしそうだったもので・・・・。
(うーまーいー!)
最後は、宿に帰って野菜ジュース。
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