パラドールからの景色。
パラドールの食堂の入り口。
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最後に、帰りの機内から。
眼下に見えるのは、ピレネー山脈です。
これを越えると、スペインとはお別れ。
というわけで、1ヶ月以上にわたってお送りしてきたスペイン旅行の写真を終わります。
お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました〜。
パラドールからの景色。
パラドールの食堂の入り口。
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最後に、帰りの機内から。
眼下に見えるのは、ピレネー山脈です。
これを越えると、スペインとはお別れ。
というわけで、1ヶ月以上にわたってお送りしてきたスペイン旅行の写真を終わります。
お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました〜。
スペインの写真、最後の場所はトルトーサの街。
ここは、バレンシアとバルセロナの間にある地方都市。
とくに目立った観光地ではないのですが、ここのパラドール(ホテル)が予約できたので、宿泊することにしました。
バレンシアを出て、この街に着いたのは真っ暗になってから。
タクシーでパラドールまで来ましたが、外は何も見えず。
でも、朝観てみると、こんな絶景が!
このパラドールは、崖の上にある古い城塞をホテルに改装したもの。
トレドもそうでしたが、城跡のパラドールは、街からちょっと離れた高台に建っていることが多いのでアクセスは若干不便ですが、景色はとても楽しめます。
バレンシア最終回、海岸のレストラン街です。
バスで海岸沿いまできて、レストランに入りました。
せっかくですから、名物のパエージャを食べておきたいと思いまして。
ここで突然のにわか雨。
一気に降って、いったん陽が差したところで、外にでてみました。
海岸沿いに、レストランが立ち並んでいます。
テラス席もあって、初夏の午後や、夏の夜など、最高ではないでしょうか。
さて、外に出ているうちに出来上がったようで、皿にに取り分けてくれちゃいました。
鍋に入った状態で一枚撮っておきたかったのですが。
味は、日本人にはちょっと塩味が濃いかなとも思いましたが(スペイン料理全般の傾向?)、とても美味しかったですよ。
ちなみに、このレストランのあるあたりの近くは、サーキットにも使われる場所です。
今年は、ここでF1も開催されています。
カテドラルに隣接する「ミゲレテの塔(Torre del Miguelete)」の上から。
207段の狭ーい螺旋階段を登ってたどり着きました。
眺めはさすが。
ミゲレテの塔と、ヤシの樹。
南国的な雰囲気の街でした。
バレンシアのカテドラルです。
正面奥が、このように大きな画で飾られているのは、珍しいような気がします。
バレンシアの街角にて。
バレンシアの名物料理といえば、パエージャ(パエリア)です。
鍋も、こんな風に売っています。
天気のよい公園では、遊びにきた子供達はしゃいでいました。
旧市街にある、「ラ・ロンハ(La Lonja de la Seda)」。
19世紀まで使用されていた、絹の交易所です。
「・・・。嘘のない取引が、なんと良いことか。誓いを守り、暴利のお金を借りないことが、なんと良いことか。・・・」
壁の上の方にはラテン語で文字が書いてあるのですが、こんな内容だそうです。
こちらは、2階の広間。
スペイン編、今度は、地中海に面した港町、バレンシアです。
トレドからマドリーを経て、鉄道で移動してきました。
まずは旧市街地を歩いて回ります。
こちらの重厚な建物は、市庁舎。
街角にて。
話に花が咲くおばさま達。
中央市場です。
あまり時間がなかったので、中には入りませんでしたが、規模は大きなもののようです。
おそらく、大量のバレンシア・オレンジが、店先に積み上げられて売られていたことでしょう。
トレドの街角にて。
パラドールのベランダは、こんな感じ。
パラドール(ホテル)に帰ってきました。
部屋のベランダからは、こんなトレドの夜景が楽しめます。
ライトアップされているのは、カテドラル。
旧市街からパラドールへの帰り。
下の方に降りていく途中での風景。
トレドで有名なものといえば、金細工。
あちこちにお店があり、店頭での作業実演を行っているところも。
このおじさんのお店で、写真を撮らせてもらいながら、お土産を購入。
奥さんと思われるおばさんが接客してくれる間、おじさんは黙々と作業。シャイな職人さんなのかも?
でも、店をでるときにニコッと笑ってくれましたよ。
マドリーから、新幹線で30分。
街全体が世界遺産に登録されている、古都トレドです。
宿泊は、憧れのパラドール。
街から離れた高台にあり、テラスからはこんな風景が望めます。
カテドラル。
スペイン・カトリックの総本山。
さすがの大きさ、荘厳さでした。
薄暗い静寂のなか、じっとしばらく座っていると、次第に現実感がなくなってきます。
昔の人たちもここに座って「目に見えない何かの存在」を心から信じ、求めたのでしょうね。
ちなみに内部は撮影禁止でした。残念。
マドリー最終回は、鉄道の玄関「アトーチャ駅(Estación de Atocha)」です。
ここは、新幹線AVE、近郊路線、地下鉄の複合駅。
施設も大きく、なんと旧駅舎を改装したドーム状の広場には南国風の庭園があります。
ここから、次の目的地トレドに向かいます。
マドリーの観光スポットのひとつ、「マヨール広場(Plaza Mayor)」。
いい天気で、テラス席が気持ち良さそうです。
泊まったホテルの階段が面白い形だったので、最上階から撮ってみました。
マドリーの街角にて。
中古レコード屋さん。
ちなみに、スペイン旅行では皆必ずお世話になるであろう総合スーパー「エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)」に、広いCD売り場があります。
現地で流行っているCDを何枚か購入してきました。
おいしそうですね〜。
でも、かなり甘いのかも。
王宮の近辺にて。
木漏れ日の作り出す模様が、印象的でした。
王宮に隣接する、「アルムデナ大聖堂(Catedral de Nuestra Señora de la Almudena)」です。
この日はお祭りが行われており、花に囲まれた聖人を載せた、日本でいう山車が、大勢の人に見送られながら大聖堂の中に入っていきました。
スペイン国歌が生演奏され、これには感激。
ポテトチップや、ひまわりの種を売っています。
おひとつ、どうですか?
「王宮(Palacio Real)」です。
20世紀の初期まで、実際に国王が居住していました。
館内は見学可能。豪華な装飾や調度品は必見だと思います。(ただし撮影不可)
ちなみに、私は密かにゴールド好きでありまして、興奮してしまいました。
まぁ、ここまですべてが豪壮な意匠だと、暮らしていて疲れるかもしれませんが。
マドリーでのメジャーな朝食というと、チョコに浸けて食べるチュロスだそうです。
ここは、その中でも有名な店。
日本でいうホットチョコではなく、もっとドロッとしています。
でも、濃厚で美味しかった。
チュロスに浸けた残りは、飲み干してきました!
土産物屋には、こんなドン・キホーテの置物が。
マドリーの街並。
地下鉄Callao駅のあたり。
この辺は、マドリーの繁華街のひとつです。
マドリーに着いた日は、「プラド美術館(Museo Nacional del Prado)」と「レイナ・ソフィア芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)」に行ってきました。
どちらも、有名作品を所蔵する美術館。
そして、広いです。歩き回りました・・。
かなり疲労しました。
こちらは、ムリーリョの傑作「無原罪の御宿り(エル・エスコリアル版)」です。
私がまさにここで観たかったもの。
実は、はじめに入手したパンフレットでは「修復中」となっておりショックを受けていたのですが、館内を回っていたらいきなり目の前に!
思わず駆け寄ってしまいました。
10分くらいは観ていたでしょうか。この表情が何ともいえず魅力的です。
結局、修復中だったのはムリーリョの「無原罪の御宿り」ですが別のバージョンでした。いくつかあるんですよね。
ちなみに、この写真は以前に訪れた鳴門の大塚国際美術館で撮ったものですが、今回のマドリーの思い出の場面として流用しました〜。
プラドの館内は撮影禁止でした。
こちらは、正面に建つ、ベラスケスの像。
美術館前にて。
きれいに色付いていました。
そういえば、今年は日本の紅葉はほとんど見ずじまいだったなぁ・・。
さて、バルセロナから新幹線に乗って、マドリーに到着しました。
これから数回に渡って、マドリーの風景をお届けしますので、よろしくお付き合い下さい。
まずは、街のシンボル、山桃を取ろうとする熊の像です。マドリーの市の紋章にもなっているんですね。
みんな順番に記念写真を撮っていました。
アトーチャ駅の前のロータリーには、クリスマス向けと思われる電飾の取付作業が進んでいました。
いまごろ、夜はにぎやかに光っていることでしょう。
大きな公園の入り口あたりには、こんな作品が。
AVEの車窓風景。
スペインの内陸部らしい風景が広がっています。
約3時間半の旅路を経て、マドリーの玄関駅「アトーチャ駅(Puerta de Atocha)」に到着しました。
さて、またスペインの旅が続きますので、よろしくお願いします。
まずは、前回までのバルセロナから、マドリーまで一気に移動します。
移動手段はこちら、スペイン国鉄(RENFE)の誇る高速度鉄道、AVE(Alta Velocidad Española)です。
主要なところでは、バルセロナとマドリー、マドリーとアンダルシア地方のセビージャやマラガとを結んでおり、現在もほかの路線の建設が進行中。
今回は、ちょっと奮発して、アッパークラス(プレフェレンテ)に乗車。
途中のサラゴサ・デリシアス駅。
ドームのような建物の中にホームがありました。
プレフェレンテでは、車内食が出ます。
思えば、行きの機内でも、列車内でも、食堂でも、ホテルの部屋でも、どこでも赤ワインばかり飲んでいました。
ほろ酔いで、かなりいい気分!
オリーブ油の小瓶もついていました。
スペインは、実は生産量世界一です。
明日は、マドリーに着きます。(「世界の車窓から」風に)
バルセロナ最終回。
朝のランブラス大通り(La Rambla)です。
昨晩、ハムとチーズを買った、サン・ジョセップ市場。
通称「ラ・ボケリア(La Boqueria)」といいます。
その昔、街の城壁にボケリア門という門があり、その前の広場で開かれていた市場が起源とのことです。
地中海貿易が盛んだった14世紀に、航路安全を期して建てられたゴシック様式の教会、「サンタ・マリア・デル・マル教会(Iglesia de Santa Maria del Mar)」です。
「デル・マル」とは「海の」という意味。
マリア様の足下には船が。
バラ窓のステンドグラス。
鮮やかな色遣いですね。
さて、趣向を変えて、鉄道です。
スペイン国内を網羅する国鉄は「レンフェ(RENFE)」と呼ばれており、バルセロナには、その大きな駅が2つあります。
これは、そのひとつで「サンツ駅(Estació de Sants)」。
市内の地下鉄やバスとの接続もよい、一大交通拠点です。
また、マドリーへ向かう新幹線AVEも、ここから出発します。
この日は、サンツ駅から、もうひとつの大きな駅である「フランサ駅(Estació de França)」に向かいました。
フランサ駅にて。
ここは、ヨーロッパでよくみられる頭端式の終着駅。
駅前は、ゴシック地区と呼ばれる旧市街地です。
街の中心街に、市内最大の生鮮食品市場「サン・ジョセップ市場(Mercat de Sant Josep)」があります。
ここは市民から観光客までが出入りする名所となっており、生ハムやチーズから、野菜、魚介類まで何でもあります。
この日は、ここで生ハムとチーズを買って帰り、ホテルで豪華サンドイッチ夕食としました。
生ハムは、高級品でも、100g(約10切れ)で10ユーロ程度です。
そんなに量を食べるものではないので、千円ちょっとでかなり贅沢な生ハムサンドが作れます。
チーズもワインも美味しくて安いですし。
ちなみに、日本のスーパーで確認しました。
高級スペイン生ハム、3切れで1,800円!でした。
ヒィィ!
「カテドラル(Catedral de Barcelona / 大聖堂)」です。
夜の「ランブラス大通り(La Rambla)」にて。
この通りは、真ん中が広い歩行者専用の石畳になっていて、いつも観光客でにぎわっています。
バルセロナ・グッズを扱う土産物屋も多いですが、有名なのは花屋ですね。
夜も営業中。
ランブラス大通りの突き当たりには高い柱が立っており、てっぺんにコロンブスの像が。
この先は、海です。
こちらもガウディの作品、「カザ・ミラ(Casa Milà)」です。
街の目抜き通りに面して建っており、かなり目立ちますね。
こちらは、「カザ・バトリョ(Casa Batlló)」
「カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)」です。
こちらも、モデルニスモ建築の傑作と呼ばれています。
ここは、中のガイドツアーに参加して、ホール内を見学。
そんなに広くはないのですが、センスのよい豪華さ加減が、好印象でした。
これで、何かクラシックの好きな曲の演奏が聴けたら、最高でしたね〜。
ちなみに、館内は撮影禁止でした。
撮りたかった!
これは、カタルーニャの守護聖人、サン・ジョルディの像。
カタルーニャというのは、バルセロナが属する地方の名前です。
こちらは、市街地の中心的な場所のひとつ、「カタルーニャ広場(Plaça de Catalunya)」の様子。
サグラダ・ファミリアの塔から、街を望む。
サグラダ・ファミリアの中は、樹と枝を模した柱がそびえ立ちます。
それにしても、普通に足場が組まれていて、普通に土木工事が行われています。
そんな工事現場を、世界中の観光客が見学する。
とても不思議な空間ですね。これもガウディの狙い??
サグラダ・ファミリア聖堂の塔を見上げて。
バルセロナの街角にて。
街並木が金色に色づいていました。
スペインのどこに行ったのか、地名だけでは分かりにくいという指摘を受けましたので、地図を作りました。
濃い丸の場所が、今回行ったところですよ。
右上のバルセロナから、反時計回りに一周。
新幹線で一気にマドリー、その後、トレド、バレンシア、トルトーサと来て、再度バルセロナです。
さて、モデルニスモ建築第二弾は、「サグラダ・ファミリア聖堂(El Templo de la Sagrada Família)」です。
これは、まだまだ建築途上。
4本ずつ塔が建っている姿が有名ですが、東西の両外側のものにすぎません。
これから、南側の塔や、中央のさらに大きな塔ができるはずで、いったいいつになるのでしょうか。
これは、西側の塔に登って、東側の塔をみたところ。
西側のファサードにある彫刻。
シンプルで直線的です。
数年ぶりに、海外旅行に行ってきました!
行き先は、スペイン。
訪問都市は、バルセロナ、マドリー、トレド、バレンシア、トルトーサ、再度バルセロナ。
ちょっと移動が多めになってしまいましたが、天気も良く、ひさびさの異国の旅を満喫することができました。
ということで、まずはバルセロナの写真から。
バルセロナといえば、まずはガウディに代表される「モデルニスモ」と呼ばれる建築物が有名ですね。世界遺産にも登録されているものが多くあります。
市街地のやや北の丘にある「グエル公園(Parc Güell)」に、まずは出かけてきました。
曲線と、鮮やかなモザイクが印象的。
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