引き続き、大糸線の車窓から。
うららかな春。
橋やトンネルが連続する区間も。
この辺り、田植えはまだこれからなんですね。
思っていたよりも、変化に富んだ車窓の景色が楽しめる路線でした。
秋頃もまた美しいでしょう。
28 鉄道・駅
先日のGW旅行編スタート。
順不同ですが、まずは、とても印象に残ったJR大糸線の写真から。
大糸線は、長野県松本市から、安曇野、大町、白馬などを経て新潟県糸魚川市までを結ぶ路線。
松本から南小谷(みなみおたり)までがJR東日本管轄で電化されており、特急列車も走ります。
南小谷から糸魚川(いといがわ)までは、JR西日本管轄で非電化区間です。
この大糸線、松本から白馬辺りまでは観光路線としても需要がありますが、JR西日本管轄部分は乗客が少ない上に、急峻な地形で急カーブやトンネルも多くスピードも上がりません。
まぁ、車窓写真を撮るのには好都合なのですが。
ということで、この日は南小谷から糸魚川に向かって乗車。
天候もよく、北国の春らしい景色が楽しめました。
川に沿って、崖に沿って、時折徐行しながら走ります。
最終週ともなると、連日大賑わい。
鉄道ファンらしき人も多くいますが、それ以上に、実際に利用している、あるいはかつて利用していたであろう多くの人々が記念写真を撮る姿が印象的でした。
最後に、渋谷駅から記念乗車。
遠ざかっていくホーム。
昔何度も観た光景。
さよなら、青春の駅。
東横線渋谷駅の特徴、かまぼこ屋根。
ヒカリエが完成し、東横線が副都心線とつながり、さらにまたまだ渋谷駅周辺の再開発は続く。
東急東横店も、まず東館が、まもなく閉店。
これらの駅ビルは、いずれ超高層ビルに建て替わります。
渋谷駅のひとつ隣、代官山駅のあたりも大きく変わります。
まず、駅のホームが、半地下っぽく低い位置に移ります。
ここから渋谷地下駅に向けた降下が始まるわけです。
この写真で人が立っている仮組ホームを3/15の夜に撤去すると、既に完成しているホームが姿を現すことになります。
代官山駅を出てすぐに小さな踏切がありますが、ここも3/15限り。
3/16からは、この時点では、すでに渋谷に向けて地下に潜っていることになります。
東横線が渋谷駅の直前でJR線と直角に交わるこの風景も、3/15限り。
これは離れていくときの写真ですが、渋谷駅の直前のS字カーブの様子。
カーブで必ず鳴るギギギギーという音、近隣にはかなりの騒音かと思いますが、聞こえなくなると、それはそれで寂しく感じたりするのでしょうか。
2013年春のダイヤ改正の大目玉。
長年親しまれたこの東急東横線渋谷駅は、3/15をもって利用終了。
終電後の徹夜作業を経て、翌朝からは地下へ潜り、地下鉄副都心線との直通運転を行います。
個人的にも思い入れのあるこの駅、最後の記念撮影に出かけてきました。
引き続き、東京駅にて200系の姿を。
こちらは別の列車。
出発していくE2系を待って、こちらに向かってくるところ。
最後は、記念すべき最初の発着駅である大宮駅にて。
東京駅とは違うアングルで撮りたくて、ちょっと出かけてきました。
この春で、200系は営業運転からは引退。
国鉄時代の名残の丸い顔も、過去の歴史となりますね。
おつかれさまでした!
今年も3月、ダイヤ改正の時期となりました。
個人的な今回の目玉は、東北・上越新幹線初代である200系の引退と、東急東横線渋谷駅の地下切替。
まずは、200系の最後の勇姿を、東京駅にて。
「とき308号」、新潟から東京に到着です。
E2系「あさま」号と。
新幹線が青ではなく緑であるというのが新鮮に映った1982年の営業開始から、なんともう30年以上。
当時は大宮発着の営業で、上野大宮間は「新幹線リレー号」という接続列車が走っていました。
200系は、さすがに設計が古く、営業速度は240km/hまでの対応。
なので、最近は320km/hを視野に入れるまでの高速化を進めている東北新幹線からはすでに引退しており、上越新幹線のみの営業となっています。
今回の乗りつぶし、最後は烏山線。
東北本線の宝積寺から分かれて烏山までを結ぶ、ちょっと短い路線です。
宇都宮から少し北に戻りながらの移動となります。
ということで、終点烏山駅に到着しました。
この路線で運用されているのはキハ40で、こちらは、88周年記念としてクリームと朱色の昔の国鉄色に塗られた車両。
少し古めかしい、キハ40の運転台。
烏山線は、駅と車両に七福神のデザインがあしらわれています。
終点烏山の駅舎も、今回の旅でよくみかけた青瓦の木造スタイルでした。
もう、かなり薄暗い時間帯。
これから再度宇都宮を経由して、東京に戻ります。
以上、東京を起点に反時計回りに一周してきました。
水郡線、日光線、烏山線は今回の旅で完乗です。
乗りつぶし二日目。
郡山から南下しつつ、宇都宮から日光線へ。
この駅は、貴賓室も備えた格式ある建物。
昔の一等車利用客向け待合室もあって、ギャラリーになっています。
車両と駅舎内は、葡萄色を基調とした配色。
首都圏から日光といえば、東武線の特急スペーシアでというイメージがだんぜん強いですね。
JRも、宇都宮駅や日光駅の乗り場を観光色を強めたレトロなデザインにするなど、努力はしている模様。
社内には外国人観光客の姿も見かけましたし、まぁまぁの賑わいといったところでしょうか。
東北方面からのアクセスはJRの方が便利でしょうし。
水郡線に乗って、郡山に到着しました。
鈍行乗り放題きっぷなので、勢いで仙台あたりまで行ってもよかったのですが、遅く着いて早朝出発になるだけなので、体力温存ということで郡山に宿泊。
翌朝。
いい天気です。
ここ郡山駅は、東北本線、磐越西線、磐越東線、水郡線が発着する、南東北の交通の要衝。
東北新幹線も停まります。
手前は東北本線、向こうにいるのは、磐越西線の車両。
赤べこデザインです。
磐越東線の観光案内。
沿線では、三春の滝桜が特に有名ですね。
奥に見えるのは、ビッグアイという駅前のタワービルです。
今回のJR乗りつぶし1日目は、水戸から水郡線で郡山まで。
こちらは常陸太田への支線が出る、上菅谷。
茨城県の田園地帯を走ります。
常陸大宮に到着。
乗換に1時間ほどあったので、喫茶店でゆっくりしたり、近所を散歩したり。
これからだんだんと山あいに入っていき、車窓は阿武隈川と奥久慈の山並みへと変わっていきます。
先月の旅のご報告。
秋のJR乗りつぶし企画、未乗区間である水郡線、日光線、烏山線に乗りに行ってきました。
利用したのは、「秋の乗り放題パス」という青春18きっぷのようなものです。
まずは、上野駅から常磐線で水戸駅まで。
「スーパーひたち」「フレッシュひたち」に使用される新型車両のE657系。
基本的に常磐線でしか見かけない、珍しい車両です。
貨物駅もそばにあるからか、機関車も見かけます。
北斗星カラーのEF510もいますね。
改札のあたり。
JR東日本の大きめの駅は、だいたい似た雰囲気ですね。
こちらは、どちらかというと裏にあたる南口。
さて、ちょっと時間をとって、レンタサイクルで一回りしてきます。
水戸の街の南側に広がる千波湖。
黒鳥がたくさんいます。
白鳥もたくさんいるのですが、これは幕末の因縁浅からぬ彦根から、昭和の世になり友好の証しとして贈られたものとこのこと。
水戸から彦根には、梅の木が贈られました。
真夏の信州、小海線の駅にて。
小海線は、小淵沢から小諸までを結ぶ高原路線で「八ヶ岳高原線」の愛称が付けられています。
途中、清里や野辺山高原などの標高の高い地域を経て、佐久盆地(佐久平)に下りて小諸まで北上する、78.9キロの路線。
ニセコ駅の隣、比羅夫駅。
ここは無人駅ですが、駅舎を再利用した宿泊施設があります。
夕飯はホームでBBQをすることもあるそうです。
夜は満天の星空も楽しめるでしょうね。
鈍行列車がやってきました。
これでニセコ駅に戻ります。
北海道のリゾート地としては全国区の知名度、ニセコの中心駅です。
向こうに見える山は、ニセコアンヌプリ。
昔は特急や急行もあった路線ですが、いまは鈍行のみ。
駅前には町営温泉施設や、アウトドア体験の店があります。
ラフティングは楽しそうだ。
函館に着きました。
ここで再度、機関車交換。
ここから札幌までは非電化区間。
ディーゼル機関車DD51が重連で牽引します。
定刻、6時43分。
終着札幌に向けて、北斗星号はエンジン音をひびかせ出発していきました。
我々は、ホームでお見送り。
そして。
まだ早朝ですが、これから海鮮丼と温泉と生ビールです!
北斗星号は、青函トンネルを走行中。
先頭の機関車も、寝ているうちに青森駅で青函トンネル専用機ED79に変わっています。
この長大海底トンネルの距離は53.9kmもあり、通り抜けるのに40分くらいかかります。
そして、ついに、北海道!
知内駅を通過。
おはようございます。
列車は、定刻どおり北の大地を走行中です。
もうすぐ、函館。
少し前になりますが、上野発の夜行列車で函館まで行ってきました。
ようやくはじめての、寝台特急北斗星号乗車です。
北への玄関口といえば上野駅。
長距離夜行列車は、13番ホームからの出発です。
青函トンネルを通って北海道を結ぶ豪華夜行列車として話題を集めた北斗星号も、デビューはもう20年以上前のこと。
夜行バス、新幹線、飛行機などの競争相手がどんどん勢いを増す中、「ブルートレイン」と呼ばれた夜行寝台列車たちは数を減らし続け、いまでは数本を残すのみとなりました。
さて今回は、開放B寝台の下段をゲット。
そして北斗星号は、車体は古くなっても豪華列車。
ちゃんと食堂車があります。
予約すればフレンチのフルコースも食べられます。
さすがにフルコースは高価なので、バーの時間帯に出向いてサッポロ・クラシックを一杯。
そして、もう一杯。
夜は更けゆきます。
北九州の門司港駅そばにある、九州鉄道記念館です。
九州の「てっぱく」ですね。
東京口から九州方面に向かった、なつかしのブルートレインたち。
このうち「さくら」「みずほ」は、新幹線の愛称として復活しました。
(個人的には、まだ違和感がありますが・・)
館内の様子。
こちらは、食堂車の歴史についての興味深い展示。
すっかり見かけなくなりましたが、食堂車ってちょっとした憧れではないですか?
ニュー博多駅も表現されたジオラマ。
今はなき宮原線(みやのはるせん)を走っていた気動車。
昭和44年引退の、古く貴重な車両です。
大阪駅は、2011年5月「大阪ステーションシティ」としてリニューアル。
東西に延びるプラットホーム群の北と南に大規模商業ビルを建設。
その間に空中回廊を渡し、さらに大きな屋根で覆いました。
かなり巨大建築物になっています。
まだ商業施設開店前の時間帯なので、人影まばら。
駅前の百貨店も続々リニューアル。レンガ色の建物は阪急百貨店。
大阪駅・梅田エリアの再開発は、他にもまだ続くようです。
大規模工事で真新しくなった大阪駅にて。
東京近郊とは、走っている電車が違いますね。
新しくできたコンコース。
「まゆゆ」が偶然写り込みましたな。
明日2012/3/16が、東海道・山陽新幹線における300系の定期運用最終日。
個人的さよなら企画の続きです。
こちらは、新大阪駅で。
数年前の初夏の景色。
この写真を撮った頃は、まだまだたくさん走っていたものです。
初代のぞみ号300系、20年間の活躍おつかれさまでした。
初代のぞみ号、新幹線300系の現役引退まであと数日となりました。
新幹線は当時から定期的に利用していますので、乗る機会も多かった車両。
「のぞみで行くからね〜」というCMが思い出深いです。
先日の東京駅の様子。
さよならラッピング特別車両が来るとあって、ホームにも人だかり。
こちらは、通常の300系車両。
残りわずかですが、変わることなく最後まで任務をこなします。
ちょっと前、有楽町の交通会館のテラスからの一枚。
朝になりました。
ひろびろとしたA寝台下段に陣取り、音楽を聞きながら、日本酒をチビチビ。
電車は走り続け、もう京都のあたりまで。
A寝台は二段ベッド。
みなさん、身支度に忙しい様子。
いよいよ淀川を渡ります。
そして、終点大阪駅のホームへとすべりこみました。
今回は、583系のA寝台への最初で最後の記念乗車でした。
485系と583系、子供の頃に憧れた特急車両たちもそろそろ全面的に引退間近。
鉄道ファンに楽しみを与え続けてくれて、本当にありがとうと言いたいです。
今年も、春のダイヤ改正の時期が近づいてきました。
ここ数年必ずインパクトの大きな「廃止」の動きがあるのですが、今回のニュースのひとつは大阪と北陸・東北地方の日本海側を結ぶ寝台列車の廃止です。
長年運行されてきた「日本海」と「きたぐに」ですが、需要減少と車体老朽化に伴い、2012/3/16をもって定期運行終了。
今後もしばらくは、多客期に臨時運行されるようですが、A寝台の連結はなくなります。
今回は、貴重なA寝台下段のきっぷがとれたので、はるばる記念乗車に出かけてきました。
こちらはB寝台の様子。
三段ベッドです。
オホーツクの空が、紫に染まりました。
そろそろ旅も終わりです。
こちらは、釧網本線の北浜駅にある展望台からの眺め。
真冬は、流氷で真っ白な景色がみられるところ。
ここは無人駅なのですが、駅舎内に「停車場」という名のレストランがあって、そこそこにぎわっています。
目の前が海ということもあり、旅人に人気の駅となっています。
釧網本線は、他にも喫茶店やラーメン屋を併設した無人駅があります。
おまけ
斜里町にある、天空へと続く道。
ぜひとも、晴天の日中か美しい夕焼けのタイミングで再訪したいです。
苫小牧を出て約1時間。
栗山駅で途中下車。
駅を出て、近所の散歩と昼ご飯です。
ここは、歩いて15分ほどのところにある、小林酒造。
施設内に、栗山産の野菜を使った揚げたてコロッケを出すレストランがあるので、そこでお昼ご飯。
そして、日本酒の試飲も。
駅に戻ってしばらく待っていると、岩見沢行きの列車がやってきました。
車窓に広がる田園風景。
岩見沢駅に到着しました。
真新しい駅舎です。
今回のJR乗りつぶしは北海道。
スタートは苫小牧です。
複数路線の交わる場所であり、工業都市だけに貨物需要もあるので、線路配置が複雑。
去って行く赤い電車は、北海道のオリジナルカラーです。
青にピンク線のディーゼルカーは、日高本線の専用塗装。
こちらも未乗路線なので、いつかはと思います。
距離が長く、本数も少ないので、途中下車していると1日がかりになるでしょうね。
と思っていたら、あこがれの寝台列車、北斗星がやってきました。
昨日の夕方に上野駅を発ち、約半日の長旅。
ゴールの札幌までは、あと少し。
サボ(行先表示板)の交換中。
このキハ40系で、これから室蘭本線を北上します。
三重県のちょっと奥まったところを走る、名松線(めいしょうせん)というローカル線があります。
この伊勢奥津駅は、終着駅。
でも、最近は列車が来ることはなく、線路は錆び付いています。
2009年の台風災害で線路が被災してからは、起点の松坂から途中の家城(いえき)までの折り返し運行となっており、家城からは代行バス。
以降、家城〜伊勢奥津の間は廃止が取りざたされていましたが、どうやら復旧に向けてJRと自治体との調整が進み始めたようです。
駅構内には、SL時代の給水塔が残っています。
釧路旅の写真をもう少しだけ。
釧路市街でコーヒー休憩の後、帰りのヒコーキまで3時間ほどあったので、少し足を延ばして白糠(しらぬか)の街まで行ってきました。
が、特にアテがあったわけではありません。
となれば、鉄道ファンの行動パターンとしては、駅を見て回ることになるわけです。
白糠は、帯広と釧路の間の街。特急列車も停まります。
また、ここから北を目指して白糠線という路線が延びていましたが、利用客も少なく廃線となっています。
おそらく、この写真の向かって右のあたりが使われていたはずです。
列車がやってきました。
夕陽がギラリ。
しばらく停車の後、釧路に向けて出発していきました。
釧路と網走を結ぶ、釧網本線(せんもうほんせん)。
途中、釧路湿原の近くにある茅沼(かやぬま)という駅に立ち寄りました。
この駅では以前から餌付けが行われており、タンチョウがやってきます。
小鳥さんもやってきていますね。
しばらく撮影をしていたら、列車もやってきました。
釧路湿原とSLの続きです。
数年前と同じく、塘路(とうろ)の街の向こう側の高台にあるサルルン展望台から。
サルルン展望台からの眺めは、こんな感じ。
手前の白い雪の部分は湿原。
正面奥が塘路の街。
左奥は、ワカサギ釣りも楽しめる、凍った塘路湖です。
今回の旅の目的は、タンチョウと、このSL冬の湿原号でした。
初日は、空港から阿寒国際ツルセンター、伊藤サンクチュアリを経て、塘路(とうろ)の街で昼ご飯。
その後、塘路駅で釧路へ帰る列車を迎撃しました。
釧路へ帰るときは、機関車は先頭に立つものの、後ろ向きで走ります。
煙の匂いと、蒸気の音。
徳島からちょっと北上、鳴門線の完乗を目指しました。
街を出ると、吉野川の大きな鉄橋。
河口付近なのでかなり川幅があり、広がりのある景色が楽しめます。
鳴門方面への分岐駅、池谷駅。
Y字形式で、真ん中に駅舎が置かれています。
この写真は北を向いており、左は高徳線の高松方面で、右が鳴門線。
鳴門線は、ここから8.5キロのミニ路線。
後ろを向くと、こんな感じ。
さぁ、どの線路がゴールでしょう。
私の好きなキハ40系が並びましたよ。
乗車約18分で鳴門駅に到着です。
鳴門駅から大鳴門橋や大塚美術館などの観光名所へは、少し距離があります。
今回は下車観光はせず、折り返し列車で戻りました。
ちょっと四国へ。
今回でJR四国は完乗となりました!
さてまずは、高知駅。
最近改築され、高架になりました。
木のドーム屋根が印象的。
新しいけれども人工的すぎないデザインで好感が持てましたが、いかがでしょう。
駅前で路面電車に乗り換えられます。
土讃線を高松に向かって北上。
これは、途中いわゆる秘境駅としても知られる坪尻駅を通過しようとするところ。
山の中はすっかり雪景色です。
瀬戸大橋を渡って本州に向かう路線との分岐駅、宇多津です。
岡山行きと高松行きに列車を切り離すため、ちょっと停車。
宇多津駅を出発すると、すぐ分岐です。
左右の線路が高松方面。真ん中が本州方面。
左手奥に、うっすらと瀬戸大橋が見えています。
JR四国の会社色は水色。
車両の配色にも水色が多く用いられています。
新潟県のローカル線、弥彦線の終点、弥彦駅です。
越後国一宮である「弥彦神社」への参拝最寄駅となります。
駅舎も神社建築風です。
今回はあまりにも雪が多いので、弥彦神社にはお参りしませんでした。
また気候のよい時期に訪れたいと思います。
米どころらしい配色といえましょう。
先日、恒例のJR乗りつぶしの旅に出かけてきました。
ですが、さすが真冬。
雪による運休やらダイヤ乱れやらで、乗りたかった信越本線や飯山線には、結局計画どおりには乗れませんでした。
そんなわけで撮った写真も少ないのですが、磐越西線から少々。
福島県の郡山から、会津を山間部を超えて新潟県の新津までを結ぶ路線です。
喜多方駅です。
乗り換えの間に、駅前でラーメン食べました。
ゆきまみれの列車。
会津の「赤ベコ」があしらわれています。
新潟県に入りました。
津川駅で、上下線の行き違い。
向こうからやってくる列車が雪で遅れているので、しばらく停車です。
興をおぼえたのか、雪列車の写真を撮っている女性客もいました。
ひたすら雪の中を走ります。
JR肥薩線の嘉例川(かれいがわ)という駅です。
駅舎は100年前の開業から使われている古いもので、観光列車「はやとの風」が停まったり、旅番組でもたびたび取りあげられたりと、わりと有名な駅です。
鹿児島空港のすぐ近くなので、レンタカーを借りて最初の目的地としました。
着いてみると、クルマでやってきた観光客もちらほら。
実際に利用している客は少ないのですが、観光列車は5分ほど停まるので、その際はにぎやかになるようです。
少し待っていると、単行のディーゼルがやってきました。
その後、今度は逆方向の列車を、違う場所から。
ちなみに、土日限定で売っている駅弁「百年の旅物語かれい川」を買い求めました。
これは、かなり美味しかったですよ。
山口県宇部市です。
街の中心は、宇部新川駅。
観光で行くことはあまりないかと思いますが、宇部や小野田のあたりには大規模な工業がありますので、平日の出張客は多いと思われます。
もっとも、いまはクルマ社会なのかもしれませんが。
さて、宇部線のおとなり小野田線には、朝夕のみ運行される2駅だけの支線があります。
ここも、全国JR乗りつぶしの難関ポイントのひとつと言えましょう。
終点、長門本山駅。まわりは普通の住宅街。
駅からは、徒歩数分で海です。
この支線は、昔、海底炭田のために敷かれたものだそうで、何か残っている建物などがないかと思いましたが、海岸の草むらは私有地で入れませんでした。
ちなみに、2003年3月まではクモハ42という戦前の茶色い旧型電車が走っており、これが見られる最後の路線ということで、鉄道ファンの間ではちょっと有名でした。
今は、朝夕5往復のみの運行で、長門本山駅の乗客数も1日あたり27人(2007年)という状況。
あたりは住宅街で道路も整備されており、存続していることが不思議な路線です。
今後どうなりますやら・・・。
乗りつぶし第三弾の続きです。
山口線で日本海側の益田に出た後は、山陰本線に乗りついで、宿のある長門湯本温泉へと向かいました。
が、最後の美祢線(みねせん)への乗換駅に着いてみると、美祢線は先月の大雨の影響で運休となったままであり、代行バス運行となっていることが判明!
事前に調べればすぐわかることですが、うっかりしていました。
旅程全体の乗換乗継はバッチリ計画したのですが、そもそも路線が動いていないとは・・。
結局、美祢線完乗は持越し。
今回の旅で、代行バスは完乗しましたけどね!(涙)
ということで、翌朝です。
日本海のすぐそば、仙崎駅まで、宿の近くから路線バスで移動。
仙崎の街は、「金子みすゞ 」という女性詩人が生まれたところだそうです。
少し調べてみると、かつてどこかで耳にした作品もありました。
青いお空のそこ深く 海の小石のそのように
夜がくるまで沈んでる 昼のお星は目に見えぬ
見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ
(「星とタンポポ」から抜粋)
仙崎からひと駅戻り、山陰本線で山口県の西側をぐるっとまわって下関へ。
ときおり海も見える路線です。
「こっとい」と読みます。難しいですね。
海が見えてきました。
これは進行方向右後ろの様子。
小串駅に到着。
ここで途中下車。
2、3分歩くと、真夏の青い海に出られます。
この夏の乗りつぶし、第三弾は山口県です。
山陰本線の一部、山口線の一部、美祢線、小野田線、宇部線、岩徳線など、このエリアにはまだ乗っていない区間が多くありますので、一度に面で押さえたいと考えたのでした。
出発は広島駅。
途中、厳島神社の鳥居を遠くに望みながら、しばらく走ると山口県。
岩国駅に到着。
岩徳線に乗り換えて、徳山で再度山陽本線に合流します。
山陽本線よりもショートカットできる路線ですが、実際は非電化単線で、山間に入っていくローカル線です。
手前が山陽本線の電車。奥の黄色いのが岩徳線のディーゼルカー。
ここからしばらくの区間は写真を撮っていないのですが、新山口駅で山口線に乗り換え、湯田温泉駅で下車し、昼時の炎天下を駅から15分ほど温泉街まで歩き、温泉につかってさっぱりし、また炎天下をバス停まで歩いて汗をかき、路線バスで山口県庁前までやってきました。
旧県庁舎や瑠璃光寺の写真などは、次で紹介します。
あまりに暑いのでタクシーで山口駅に移動。
そこから山口線で終点の益田を目指します。
途中駅で、SLやまぐち号とご対面。
だんだんと日が傾く田園風景の中を走り、日本海側の街、島根県益田市に到着。
未乗区間だった山口−益田間を乗りましたので、山口線完乗です。
さて、ご存じの方もいると思いますが、「秘密結社 鷹の爪」という短編アニメ作品があります。
作者が島根県出身ということもあってか、JR西日本のポスターに採用されていました。
他にも数種類ありましたよ。
今回の中央本線の乗車ルートです。
諏訪湖の西側あたりでは、中央本線はふたつに分かれています。
岡谷から塩尻に直接抜けるルートと、岡谷から南に下り辰野を経て塩尻に北上してくるルート。
後者が元々のルートでしたが、東京方面と松本・長野方面の時間短縮を目指して、1983年、長いトンネルが掘られショートカット線ができました。
いまでは、そちらがメインルートです。
今回は、わざわざ列車を乗り継いで、メインでなくなったルートを行きます。
岡谷から辰野までは、飯田線との直通運転があって運行本数も車両数もそれなりですが、辰野と塩尻の間はローカル線の雰囲気。
1両での運転です。
塩尻駅に到着しました。
ここから名古屋方面は木曽路。管轄はJR東海。
奈良井駅で途中下車。
駅から数分歩けば、昔の宿場町が残されたエリアに行けます。
次の列車まで、少し散歩したいと思います。
中央本線の旅、山梨県から長野県に入りました。
ここでの途中下車は、上諏訪駅。
諏訪湖観光の起点となる駅で、あたりには湖、温泉、神社ほか見どころが点在しています。
「ひとあじちがう、タケヤみそ」というCMでおなじみ(地域による?)の味噌屋さんと、日本酒「真澄」の蔵元は、ここ上諏訪駅周辺にあるそうですよ。
駅から湖方面に10分弱歩くと、「片倉館」という温泉施設があります。
洋館風なのが特徴。昭和初期の建物だそうな。
少し深めの、広い風呂でした。
そしてこの駅、ホームに足湯が。
夏の18きっぷ旅、続いて中央本線です。
早朝に東京を出発して、高尾で乗り換え。
最初の途中下車は、勝沼ぶどう郷駅。
その名のとおり、駅の周りは一面のブドウ畑!
まだ朝の時間帯ですが、すっかり真夏の日差し。
駅を出て少し歩くと、現役の線路の横に、以前に付け替えた際の旧線のトンネル「大日影トンネル」が残っており、遊歩道として整備、開放されています。
トンネルは二本続いており、このトンネル遊歩道を抜けた先のものはワインカーヴとして活用されているとのこと。
トンネルの空気はひんやりとしていて、外とは別世界。
あまりの温度差に、モヤが立ちこめていました。
ここから観光に出かける人たちもいるため、駅舎は大きめでタクシーも常駐。
進行方向左側の車窓から。
勝沼の駅あたりは、まだ高いところにあり、これから大きく左に曲がりながら、甲府盆地の底へと降りて行きます。
信越本線の次は、吾妻線(あがつません)です。
こちらは、上越線の渋川から西に向かう路線で、草津方面に向かう特急も走ります。
(ただし、草津や万座方面は途中駅からバス)
途中の川原湯温泉駅で下車。
徒歩10分弱、少し坂を上ったところに小さな温泉街があります。
いくつか共同のお風呂もあります。
こちらは、緑あふれる快適な「聖天様露天風呂」。
実は、この川原湯温泉は八ツ場ダムができると沈んでしまいます。
吾妻線も、線路の付け替えになります。
車窓からは、よくテレビ中継に登場した橋もみえます。
こちらは、吾妻線の終点、大前駅に入ってくる列車。
このひとつ前は「万座・鹿沢口」という駅で、万座温泉や鹿沢温泉へのバスが出ている主要駅。
特急も普通列車も、ほとんどの列車はそこで折り返してしまい、路線のほんとうの終点である大前駅までやってくるのは1日5本程度です。
乗りつぶし旅の難関のひとつなのです。
(多くの人には関係ありませんが・・。)
さて今年も、恒例の?夏の18きっぷ旅に出てきました。
今回は、関東地方でまだ乗たことのない、信越本線(横川まで)と吾妻線がターゲット。
群馬県に攻め込みます。
まずは、高崎で乗り換えて横川へ向かいます。
横川といえば、関東側から軽井沢へと碓氷(うすい)の峠を越えるための準備基地。
急坂を登るため、ここで機関車を増結していました。
そんな、鉄道ファンとしても交通技術・文化の観点からも見どころの多い横軽碓氷峠越えですが、長野新幹線が開通するのと同時に廃止となりました。
結局、個人的には実際の現場を見る機会はありませんでした。
ちょっと心残りです。
いまではローカル線の終着駅になってしまいましたが、駅構内は昔の名残で広々としています。
また車庫跡は、「鉄道文化むら」という展示施設になっています。
こちらは追って紹介します。
線路はいったん横川で途切れますが、軽井沢に向かう人たちのために駅前からバスがでています。
それなりの人数が乗り継いでいきました。
さて、ここ横川では機関車を連結したり切り離したりと、停車時間も長くなります。
そこで人気を集めたのが、この「峠の釜めし」。
すっかり全国区の知名度ですね。
ただ、駅弁ではありますが、いまとなっては関越道の横川SAで食べるのがもっとも一般的?
十勝川温泉から帯広市街方面に戻る途中、帯広方面に向かう貨物列車と並走していたところ、この列車はひとつ手前の札内駅で停車。上下線の行き違いであろうと思いましたので、その先で待っていると、釧路行き特急「スーパーおおぞら」が走り去っていきました。
そして引き続き待つこと数分、今度は先ほどの貨物列車がやってきました。
こちらは、国鉄時代に廃線になってしまった、士幌線の士幌駅です。
駅舎とホーム、一部分の線路が保存されています。
林業で栄えた北の街から帯広まで、人と材木を運んでいた路線です。
東京は梅雨らしい天気が続いてしまっておりますね・・。
最近は出かけておりませんので、以前の北海道の写真から。
宗谷本線、筬島駅(おさしま)です。
音威子府から、北に向かってひとつ先。
ドライブの途中に立ち寄りました。
こちらは、駅前の様子。
大きな地図で見る
主に津軽の海側を走るローカル線、五能線です。
木造駅の建物は、巨大な土偶。
近くにある縄文遺跡から発掘された土偶(遮光器土偶)がモデルになっています。
以前は、列車が来ると目が光るようになっていました。
「いらっしゃいビーム」と呼んでいたそうな。
車窓には、日本海の荒波の風景。
五能線を走る観光列車「リゾートしらかみ」では、車内でこんなアトラクションも。
津軽三味線の生演奏です。
仕事の忙しい日々が続くと、ひたすら列車に乗りたくなることがありますよね。
(そんなことない・・・?)
ということで、今回もまた東北へ汽車旅。
金曜の夜、上野発の夜行列車に乗り、やってきたのは五所川原(ごしょがわら)。
今回の目的のひとつはこれ。
津軽鉄道の冬の名物、ストーブ列車。
車内には石炭ストーブ。
スルメを購入すると、焼いてくれます。
観光列車ということで、女性のアテンダントも乗務しており、津軽弁を交えながら沿線の観光案内をしてくれました。
途中の金木駅で降りて、五所川原に戻ります。
通常の車両は、こんな感じのディーゼルカー。
車内には、自由に読める古本もありました。
なお、まだ雪は残っていますが、一面真っ白という感じではありませんでした。
もう3月ですからね。
ついに、東海道新幹線から500系が姿を消す日が来てしまいました。
最終日の撮影はしていないのですが、昨年暮れから東京駅などで撮影した分を掲載して、個人的な500系さよなら企画とします。
先週の東京駅。子連れや女性の姿も見られますね。
グリーン車は、女性アテンダントが出迎えます。
見送りのおじいちゃん、おばあちゃん。
孫は、新幹線に乗るなら500系がいいとせがんだのかも?
自分も、先週、最後の乗車の機会がありました。
車内のカラーコーディネートは、紫が基調。
丸い車体断面が分かりますね。
名古屋駅にて、乗ってきた500系を見送り。
できた写真をみてみたら、みごとにホームにいた客の全員が、発車していく500系の方を向いていました。
500系は、これ以降、JR西日本管内のみの運用に。
編成も8両と短くなって「こだま」として第二の人生を歩むことになります。
おつかれさまでした!
名古屋駅の恒例、冬のイルミネーション。
前にお伝えしたとおり、今回は、四季が移り変わって行くストーリー仕立て。
こちらは、秋の模様になります。
テラス部分にも、このような電飾がされています。
見上げるタワー。
マリオットホテルが入っています。
名古屋市内でもトップクラスの高級ホテル。
名古屋駅のコンコース。
この時計は、待合せの目印になっているようで、いつもにぎわっています。
長岡駅付近の在来線は、何もかもが止まっています。
例えばこのホーム、もうすぐ9時なのですが、始発列車がまだ来ていません・・。
さて、本日は飯山線で長野に出て、新幹線で東京に戻ろうかなと思っていましたが、難しそうです。
ひとまず上越新幹線だけは動いているので、これで高崎に出て、そこから長野に戻り、さらに中央本線の特急で東京に向かうことにしました。
長野新幹線と中央本線には未乗区間があるので、そちらを乗りつぶすよう方針変更。
大雪の長岡を出発し、越後湯沢を過ぎ、国境の長いトンネルを越えると、そこは快晴の関東平野でした。
高崎あたりの日差しはまぶしかった。
はい、長野駅に着きました。
構内には、長野オリンピックのシンボルマークも。
この大会は、盛り上がりましたね〜。
いろいろ印象深いシーンはありますが、中でもジャンプ日の丸飛行隊の金メダルには感動しました。
長野から松本までは、特急「しなの」に乗車。
右に左にカーブしながらの山越え。
左手の車窓には、善光寺平(長野盆地)の景色が広がります。
そして、松本駅に着きました。
少し駅前を散策して、新宿行き「スーパーあずさ」で東京へ。
週末の長い乗りつぶし旅は、これにて完了。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
昨年末のJR乗りつぶしの続きです。
宿泊は、長岡駅の上のホテルメッツ。
前日から雪でしたが、翌朝になっても、まだ降り続いていました。
部屋からホームを観てみると、通常ならいるはずのないブルートレインが停まっています。
インターネットで運行状況を見てみると、上越線は大雪で運休。他にも、只見線、飯山線、羽越本線など、中越地方を中心に運休や遅れが発生していました。
では早速、着替えてホームに降りてみましょう。
金沢発上野行の寝台特急「北陸」が停まっていました。
本来、長岡駅では、未明に運転停車(乗客の乗降のない業務上の停車)があるだけで、このあとは上越線を通って上野駅へと向かうはずのところ。
深夜の上り「ムーンライトえちご」が動いているのはホテルから確認できたので、その後、上越線は通行止めになってしまったと思われます。
もう数時間足止めになっているはずですが、運転手は乗っていました。
客は、ひとりも乗っていません。
朝の新幹線で、みな東京方面に向かったんでしょうか?
そして、「あけぼの」の上野行きも停車中。
青森から、日本海沿いに秋田を経由してやってきたものの、ここでリタイアのご様子。
駅はこんな感じ。
線路がすっかり雪に覆われています。
酒田駅のホーム。
酒田から新潟まで、週末や休みの時期には、観光用列車「きらきらうえつ」が出ています。
特急用車両を改造した、専用の車両が使われており、
中の売店では、限定グッズや地酒セットを売っていたり、
自由に使えるラウンジがあります。
窓も大きくて、日本海の車窓を楽しめるのですが、冬は日が落ちるのも早く、しかもこの日は雪模様。
外が真っ暗になった後は、読書&うたた寝タイムでした。
(そういえば、以前に乗ったときも冬の夕方でした・・・。)
新潟に到着。駅前の様子です。
ここから、さらに新幹線に乗って長岡へ。
長岡駅の上にあるホテルに宿泊です。
新庄からは、陸羽西線に乗って酒田まで。
この陸羽西線には「奥の細道 最上川ライン」という愛称が付けられています。
古口駅で、上下線の行き違い。
1時間に1本のローカル線なので、線路にはすっかり雪が積もってしまっています。
酒田駅に着きました。
こちらは、新潟色のディーゼルカー村上行きが出発するところ。
私は、この後の「きらきらうえつ」で新潟に出ます。
山形新幹線E3系。
向かって左が1000番台、右が2000番台です。
2000番台は、1000番台から、スピードアップを含めていろいろマイナーチェンジが行われています。
ついでに、ライトの形も変更されていますね。
新庄から、北へ向かう列車。
真室川、横堀、十文字、横手方面はお乗換え。
新庄駅の外観。
また鉄道ネタですが・・、よろしくお付き合い下さい。
最近忙しくしており、休日は家でゴロゴロしていることが多いのですが、この週末は思い立って遠出してきました。
今回は、JR東日本が発売している「土日きっぷ」を利用。
簡単に説明すると、首都圏を中心に、北は宮城県、山形県、西は長野県あたりまでのJR東日本領域の路線について、新幹線も含めて自由席乗り放題。さらに4回までは指定席にも乗ることができるというきっぷです。
往復だけでなく、少し周遊しようという旅には使いやすいのではないでしょうか。
もちろん、乗りつぶしにも。
ということで、まずは東京から新幹線で一気に山形へワープ。
折からの寒気で、北陸や東北はかなりの大雪とは聞いていましたが、福島県に入るころから車窓は雪景色に。
いったん、山形駅に着いたときには晴れ間ものぞきました。
ところが、しばらくすると、この雪模様。
雪の中、山形駅から新幹線を乗り継いでさらに北へと向かいます。
まもなく、新庄に着きます。
名古屋駅が特大の駅ビルに改装されてしばらく経ちました。
ときどき立ち寄るのですが、高層ビル好きとしては、優れたデザインのビルのひとつだと思います。
この「セントラルタワーズ」、冬になると、桜通口側の壁面がイルミネーションで彩られます。
今回は、移り変わる四季をテーマとしており、5分くらいの間に、春夏秋冬と色彩が変化していくところを楽しむことができます。
こちらは、昼の名古屋駅。
太閤口から見上げたところ。
引き続き、水上駅構内にて。
水上駅の温泉街、何度か訪れているお店でソバを食べた後は、走る姿を撮るために移動。
上越線の撮影スポットは、事前にいくつか情報を集めておいたり、水上駅に来るまでにロケハンしたりもしましたが、結局、アクセスしやすく場所取りもしやすい途中駅のホームにしました。
ということで、上牧(かみもく)駅のホームにて。
平坦な場所で煙が出ていないのは残念ですが。
水上駅にて、復路出発の準備中。
石炭を放り込み、火力を整えます。
こういうメカニカルな部分を見ていると、プラモデルが作りたくなります。
とある週末、上州は水上まで、SLの追っかけに行ってきました。
高崎機関区所属のデゴイチが、週末や祝日に、高崎と水上の間を「SLみなかみ号」として運行中です。
D51クラスの大きな蒸気機関車が走るところは、最近ほとんど観ていなかったので、とても感動。汽笛の音に身体が震えました。
こちらは、水上駅構内で待機中の風景。
復路に向けて、回頭、灰捨て、石炭と水の積込みなど、SLはいろいろとやることが多いのですが、水上では近くで見学できるようになっています。
ここまで乗って来た乗客なのでしょう。鉄道ファンのみならず、子連れからおばさんグループまで、たくさんの人たちでにぎわっていました。
最近、神社と鉄道の写真が続いているような・・。
今回は、18きっぷでの近郊乗りつぶし企画、千葉県の久留里線(くるりせん)。
東京湾沿いの木更津から、房総半島の中程、亀山ダム湖のほとりまでを結ぶローカル線です。
木更津から、田園地帯の駅をひとつずつ停まりながら、房総の内陸へ入っていきます。
久留里駅では、上下線の列車交換
最後の数駅の区間は、勾配を登り、山の中へ。
木更津から約1時間、終着の上総亀山駅に到着しました。
駅から歩いて10分ほどで、亀山湖です。
ここで、木更津で買っておいた駅弁を食べました。
のどかな湖畔。
向かい側には、温泉ホテルも見えました。
岩泉駅から、茂市駅に戻ってきました。
ここで、盛岡に帰る列車に乗り換えです。
定刻18:32から少し遅れて、茂市駅を出発。
途中、天候不良もあって山間部では徐行運転区間があるのか、ダイヤがちょっと乱れている模様。
単線区間なので、上下線のどちらかが送れると、行き違いのために片方にも遅れが波及することがあります。
日も暮れた区界駅(くざかい)に到着。
上下線交換なのですが、ダイヤ乱れのため予定より長く待つことに。
駅員が走ってきて、運転手に状況を話していました。
夏の夜の駅。
ディーゼルのエンジン音と、セミの声だけが聞こえます。
20時半過ぎ、盛岡帰着。
釜石駅を11:04に出発し、リアス海岸沿いに北上、12:42に宮古駅に到着です。
ここでは、2時間強の時間をとってあります。
まずは昼ご飯。
駅前の食堂で「磯ラーメン」
その後はバスに乗って、宮古の景勝地「浄土ケ浜」へ。
なのですが、あいにくの空模様。
海岸には霧も出ておりました。
ここの青空のときの美しさは、かなりのものです。
写真でしか観たことはありませんが・・。
帰りのバスまで1時間近く、海岸に座って、本を読んだり海を眺めたりとゆくっり過ごし、駅前に戻ってきました。
15:02、宮古発。
この列車で、岩泉線の終着、岩泉駅を目指します。
茂市駅(もいち)から分岐して、岩泉線に。
総じて山間を走る路線ですが、とくに押角駅(おしかど)のあたりは緑濃く、いわゆる秘境駅としても知られています。
このときも、2名の鉄道ファンと思われる人が下車。
折り返し列車が来るまで、ひっそりとした雰囲気を楽しむのでしょう。
そして16:33、岩泉駅に到着。
ここから2〜3キロ行くと、龍泉洞という大鍾乳洞があります。
今回は行く時間がありませんが、またいずれ。
ちなみに、岩泉駅までやってくる列車は、1日3往復のみ。
ところで、今回の旅程は、こんな感じ。
盛岡発、盛岡着のラウンドトリップです。
さて、釜石線も、見所の陸中大橋の大カーブを終えて、山間の駅で行き違いです。
ちなみに、若干マニアックな話になりますが、陸中大橋駅を右下にみてグルッと右カーブを描きながら駆け下りていくのが、釜石線の一番の見所。
大きな地図で見る
が、このカーブの前にトンネルが連続します。
今回、このトンネルで空気が冷やされたらしく、すっかり窓が曇ってしまいました。
しかも折からの小雨模様もあって、右下に駅はチラッと見ることはできたのですが、写真を撮るのは無理でした。カメラの準備はしていたのですが・・・。
そして、11:04釜石駅に到着。
ここは、駅前がいきなり、有名な新日鉄釜石です。
ここからは、山田線に乗って、宮古に向かって三陸海岸を北上。
11:25釜石発。
途中、ときおり太平洋を望むこともできます。
これは、岩手船越駅に到着するところ。
遠くに海越しに、リアス式海岸の半島の山が見えます。
しばらくぶりの更新です。
鉄道ネタでございます。
この8月、少し足を伸ばして北東北に行ってきました。
クルマで行ったのですが、そこはそれ。1日はJR乗りつぶしにあてました。
北東北にも、本数が少なくて旅程を組むのに苦労する路線があるので、この機に乗ってしまいます。
まずは、朝の盛岡駅からスタート。
駅前には子供達の集団が。これから林間学校でしょうか。
ビールとともに、快速「はまゆり」号に乗車。
8:42盛岡発。花巻経由で釜石線に入って、一気に釜石まで乗ります。
これは、遠野駅を過ぎたところ。上で子供達が手を振っていました。
だんだんと山の中に。
トンネルと鉄橋が連続します。
お出かけしておりませんので、過去の雪の写真から。
津軽半島、海峡線を疾走する貨物列車。
津軽今別駅にて。
会津若松駅にて。
名産の赤ベコ色に塗られた車体がかわいらしいです。
新幹線は、日本の最先端技術の結晶です。
これからはリニアモーター方式へと、技術は次なる段階へと向かうのでしょう。
おつかれさま、初代新幹線0系。
本日、2008/11/30をもって、新幹線0系電車の通常営業運転は終了しました。
新大阪駅や、岡山駅、博多駅をはじめ、どの駅もにぎわったようですね。
先週は、大阪に仕事で出かける用事があったので、チャンスとばかり新大阪駅に出かけてきました。
平日の朝から、0系を見るためにホームに集まった200人はいたと思います。
朝7:47に新大阪に着いた0系「こだま」は、そのまま7:59発に博多行きに。
最後の記念に、となりの新神戸まで乗りました。
ちなみに、9時前にはホテルに戻り、何事もなかったかのように出社しておりますのでご安心下さい。
♪じそーくにひゃーくごじっきろー、すべるよーだな、はーしーるー!
夢の超特急、初代新幹線0系も、今年いっぱいで現役引退。
塗装も、なつかしの白地に青ストライプに戻されて、最後の力走をみせています。
いまは、JR西日本にのみ所属しており、山陽新幹線「こだま」号として運行中。
先日のブルートレイン旅で、小倉駅に着いてすぐに新幹線ホームにあがり、待ち構えました。
時刻通りやってきた新幹線は、何ごともなく、時刻通り出発していきました。
0系にはひさびさに会いましたが、これが、走っている姿を見る最後の機会なんだろうなぁ。
新幹線といえば、日本の技術力の結晶といえるもの。
最高速度は他に譲るとしても、運行本数、定時運行のシステム、保線技術、騒音低減の技術などの総合力では世界最高でしょう。
まさに日本の誇。
そして、どんな子供でも、必ず一度は新幹線には憧れると思うんですよね。
たとえ鉄道ファンにはならなくとも。
12月には、さよならイベントとして新大阪ー博多間を「ひかり」号として走るとのことです。
すごい人混みになるでしょうね〜。
ありがとう。
おつかれさまでした!
門司港駅です。
関門海峡を船で渡っていた当時は、この駅が九州の玄関口でした。
いまも昔ながらの風情を残す、鉄道文化の遺産です。
戸畑側から、対岸の若松側に渡りました。
真っ赤な「若戸大橋」も魅力的ですが、その下を行く渡し船も、また趣きがありますね。
数分間のミニ船旅でした。
築豊の田園地帯を行くディーゼルカー。
セメント工場のすぐ脇を通ります。
後藤寺線、船尾駅あたり。
福岡県から大分県に抜ける山間部、大行司駅で、上下線の交換。
黄色いハンカチがたなびく駅に、黄色いディーゼルカーが。
ブルートレインで九州入りしたあとは、福岡県内のJR未乗車区間の乗りつぶしでした。
今回は、周遊券の「福岡ゾーン」券を持っているので、福岡県内はほぼ乗り放題です。
特急も自由席ならOK。
JR九州管内では、本州の路線では見られないような、色とりどりの、いろんな形の列車が走っています。
赤、黒、緑、白、黄、紺、ダークグレーとさまざま。
乗りつぶし旅は、ブルートレインを降りた小倉駅からスタート。
まずは、日田彦山線で日田駅まで。
日田市は大分県ですが、「福岡ゾーン」券のぎりぎり範囲内です。
小倉駅で買っておいた駅弁です。
香春(かわら)駅で途中下車して、ホームで食べました。
ローカル線の旅気分を満喫しております。
門司駅からひとつ先、小倉駅までやってきました。
今回のブルートレインの旅は、ここまで。
鹿児島本線のホームで、熊本駅に向かって旅立つ「はやぶさ」を見送ります。
続いて日豊本線のホームに移動し、数分差で入ってくる「富士」を出迎え。
定刻9時19分、「富士」は、最終目的地の大分駅に向かって旅立ってゆきました。
遠ざかっていくのを見ているのは、ちょっとさびしいですね。
ありがとう、ブルートレイン。
下関を出発して関門海峡をトンネルでくぐると、九州の玄関口、門司(もじ)です。
この駅で、「富士」大分行きと、「はやぶさ」熊本行きに分割。
そして、終点までの最終ランナーへと機関車交換。
深紅のED76が、それぞれのヘッドマークを掲げて先頭に立ちます。
「はやぶさ」の先頭車両から観た、機関車とヘッドマーク。
先頭の「はやぶさ」が先に出発、少し間をおいて「富士」が出発していきます。
朝、8時半です。
おはようございます。下関に到着しました。
ここでは、機関車を交換するために、しばらく停車します。
関門トンネルをくぐるので、対塩仕様の専用機関車にバトンタッチ。
多数の乗客が、ホームに降りて休憩をとったり、機関車の付替作業に見入っていました。
そろそろとバック運転。
連結オッケー!
おはようございます。
夜が明けました。
瀬戸内海に、日が昇ります。
車内も明るくなってきました。
早朝の山口県内を走行中。
あと1時間で、下関に着きます。
BGMは、「世界の車窓から」のテーマ曲で。
まもなく出発です。
長い旅の始まり。
東京駅を出発しました。
だんだんと加速しながら、日暮れの街を駆け抜けていきます。
こちらは洗面所。
国鉄時代からの、昔風の設備。
車両が古いですからね。
では、おやすみなさ〜い。
この連休、子供の頃からの憧れだったブルートレインへの乗車を果たしました。
東京駅18:03発、「富士・はやぶさ」号、大分・熊本行き。
ここのところずっと、新幹線網の発達や航空運賃の値下げ等の影響を受けて、ブルートレインは数を減らしてきました。
いまでは、東京発の九州方面行きは、この「富士・はやぶさ」号を残すのみ。
それも、これまでの流れからみて、いつまで走り続けてくれるでしょうか。
「九州行きの寝台列車に、乗ったことがあるか」
おおげさですが、この経験は、ブルートレイン全盛期を知る世代の鉄道ファンとしては外せないものと考えていました。
今回ようやく達成です。
そして、これが最後の乗車になるかもしれません。
そんな思いで、乗り込みました。
個人的には、結構な大イベントなのですよ〜。
みなさま、毎日暑い中いかがお過ごしでしょうか。
今月に入って、なかなか撮影に出かけられていないので、在庫写真から、旅気分を味わえそうなものを。
夏の18きっぷ、ローカル線の旅です。
下の二枚は、姫新線の車窓から。
こちらは三江線。
中国山地を、江の川に沿って進みます。
家を出れば、そこは線路。
ほろまい〜、ほろまい〜。
終点で〜す。
ここは、映画「汽車員(ぽっぽや)」のロケに使われた駅。
いまでもロケセットが残されています。
本当は、JR根室本線、幾寅(いくとら)という現役の駅です。
美瑛に向かう車中、時刻表を見ていた同行者の大発見。
「今日、SL通るやん。」
美瑛には「カムリの踏切」という有名スポットがあります。
もともと、そこでディーゼルカーを撮ろうと思っていました。
これから通るSLは、富良野からの帰り便で、前を向いて走ってくるわけではないのですが、SLが間近で見られるとなれば、がぜんやる気が出ます。
着いてみれば、すでに立つ数本の三脚。
さすがに先客がいますが、それなりの場所を確保。
15分ほどすると、遠くで汽笛が。
姿が見えてきました。
坂の下から登ってきます。
汽笛、煙、スチーム、ドラフト音。
大迫力です。
興奮しました。
松山は、市電が走る街。
駅や繁華街、そして道後温泉を結んでいます。
なお、鉄道唱歌には伊予鉄道バージョンもあるとのことです。
♪ 名も常磐なる松山の 市街を中に取り巻きて
葛の如く縦横に 蔓さし延ばす伊豫鉄道 ♪
サクラの写真が終わったので、ちょっと前の四国の写真を。
春の初めの予土線。
四万十川に沿って走る区間が長いこともあって、「しまんとグリーンライン」という愛称がつけられています。
また、季節のいい時期にはトロッコ列車も運行。
開放感のある汽車旅を楽しめます。
東京駅のJR東日本の新幹線20番ホームから。
右奥に、昨年できた有楽町のイトシアがみえます。
こちらは10番ホームから。
見えているビルは、できたばかりのグラントウキョウ・サウスタワーですね。
天の川をイメージした、銀河号のテールマーク。
最近は、ヘッドマーク・テールマークを着けない列車ばかりになってしまい、寂しい限りです。
子供の頃からの憧れだったのですけどね・・。
2008/3/15ダイヤ改正の話題をもうひとつ。
近年、毎年のように、かって栄華をほこったブルートレイン達が廃止になっていきます。
今回も、西日本の「あかつき」「なは」、そして東京口からは「銀河」が。
「銀河」には、過去に2回だけ乗ったことがあります。
寝台に揺られて旅をして、朝を迎えると、京都や大阪に着いている。
「やっと着いた〜」「よく来たなぁ」という思いが、旅に出ているという高揚感を高めてくれました。
そんな「銀河」を見送るべく、ラストランの前日に東京駅に出かけてきました。
東海道本線10番ホームは、すごい熱気。
ここだけ別世界になってますね!
この冬の北海道の写真から。
根室本線、このあたりは単線。
落合駅で上下列車交換がありました。
ロータリー除雪車が出撃準備中でした。
この写真でいうと、車両の向こう側にロータリー除雪装置がついています。
ちょうどこちらの列車が動き始めたあたりで、豪快に雪を飛ばしはじめました。
写真撮りたかった!
吹雪の中、向こうからやってきた列車。
SNOW TRAIN(2)
SNOW TRAIN(1)
来る2008/3/15ダイヤ改正で「500系のぞみ」は、さらに削減されます。
この後も順調にN700系が増備される予定なので、もしかすると今年中に東海道新幹線からは姿を消すかもしれません。
富士山とのコラボレーションも、あとわずか。
ということで、週末に富士川まで出かけてきました。
朝の富士川に続いて、今度は昼下がりの富士山麓にて。
ここは、昨年初夏に出かけて、まったくバックに富士山が見えなかったポイント。
この日は、バッチリでした。
JRのダイヤ改正が近づいて来ました。来る7月1日です。
この日から、新型N700系がデビュー。
とともに、500系は、東海道新幹線から少しずつ姿を消してゆきます。
最終的には、山陽新幹線のみでの運用になるようです。
いままでの新幹線にない斬新なデザインと、営業速度300km/hという日本最速を誇る500系。
鉄道系雑誌でも不動の人気を誇っていますし、女性にも人気だとか。
東京駅で見られるのも、いつまででしょうか。
この、東京発朝一番の「のぞみ1号」は、7月1日からN700系になります。
なお、この案内表示の下は、本来であれば先頭車両のドアがくるところです。
しかし500系については、先頭部分の形状の関係からこの位置にドアはありません。
案内表示に「自由席」という表示がないのはそのためでしょう。
こちらは初夏の写真。
本来はバックに富士山の姿がみえるはずなのですが、田植えの季節ともなると、なかなかくっきりと見える日はないようです。
さらに鉄道の写真を続けます。
東海道本線東京口から、緑とオレンジの113系湘南電車が消えてから1年。
ついに静岡地区の113系も、定期運用から離脱することとなりました。
通勤通学に東海道本線を利用したことはないので、主に、18きっぷなどで鈍行旅行をする際にしか乗らない車両ではありました。
とはいえ、緑とオレンジに塗り分けられた車両は、東海道本線の象徴として子供の頃から慣れ親しんだもの。姿を見られなくなるのはやはり寂しく、一時代が去った感があります。
3/18から、JRのダイヤが変わります。
これに伴い、永い間、東京と静岡方面とを結ぶ在来線優等列車として走り続けた「東海」号も、任務を終えます。
私が子供の頃は、「急行」東海号でした。
沿線で育ったわけではないので、本物はほとんど目にしたことはなかったのですが、東海道本線を代表する急行列車として馴染はありました。
当時の165系のオレンジの顔が懐かしいです。
先日の大井川鉄道の帰りに、静岡駅から東京駅まで記念乗車をしてきました。
さようなら、東海号。
塘路駅を出発したSLを、サルルン展望台から。
重厚な輝きを見せるナンバープレート。
晩冬の釧路湿原に行ってきました!
このシーズン、「冬の湿原号」というSL列車が運行され、観光客を集めています。
機関車は、C11。先週行った大井川鉄道でも走っていた形式ですね。
2週連続で蒸気機関車の汽笛を聴くことができるとは、贅沢です。感動です。幸せです。
茶畑の中を疾走!
汽笛一声、出発進行!
木の壁、本当に網できている網棚。
C10型の動輪部分。動力機械の力強さを感じます。
煙を吐いて走りゆく列車。
汽車汽車、シュッポシュッポ!
静岡県の大井川鉄道では、なんと毎日SLが走っています。
以前から気になる鉄道でしたが、今回やっと訪れることができました。
生で観る車体、生で聴く汽笛は、やはり感動的。
皆に愛される蒸気機関車。
ずっとずっと、できるだけできるだけ永く、運行を続けてほしいものです。
吉野川がまだ、たゆたう大河になる前の姿。
徳島県の山あいの景勝地、大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)です。
川幅が狭く流れの速い場所もあり、ラフティングやカヌーを楽しむ人達の姿もあります。
JR土讃線の大歩危駅はこの渓谷のすぐ上。
駅そばの遊歩道から、渓谷を眺めることができます。
JR金沢駅です。
年末の旅行で立ち寄りました。
北陸新幹線開通に向けて、北陸の主要駅では駅周辺の増改築工事が進んでいますが、金沢駅にも大きな施設が登場しています。
金属とガラスを使用した近未来的なドームと、木の質感をアピールした和風の柱との組み合わせが新鮮。
名付けて「もてなしドーム」。訪れる旅人を出迎える、古都金沢の新しいシンボルです。
雪列車、今度は豪雪路線として知られるJR只見線から。
途中の会津川口駅では、上下線の列車交換が行われるため、10分以上停車します。
乗客は、地元の人よりも、雪の車窓を肴に酒を飲もうという観光客のグループが多く、記念撮影をしたり売店で追加のお酒を購入したりと、楽しく過ごしていました。
私もビールを購入。
年末の18きっぷ旅で立寄った、JR左沢線(あてらざわせん)の終着、左沢駅にて。
静かな雪の中、終着駅に近づいてくるディーゼルカー。
千葉県を走るローカル線、銚子電鉄の経営が厳しいそうです。
元社長の業務上横領!もあって、財務状態が厳しく、このままでは車両の検査費用が捻出できないとのこと。
ウェブサイトでも、何とか挽回のために、名物「ぬれ煎餅」を買って下さい!という悲痛な呼びかけがなされています。私も、「ぬれ煎餅」や記念乗車券など、三千円分くらい購入しました。
http://www.choshi-dentetsu.jp/
がんばれ銚子電鉄!
この銚子電鉄には、9月に乗ってきました。
ほんとにのどかなローカル線で、速度もゆっくり、車両もレトロ。一度乗ってみる価値があります。
途中駅では、車両と車両の間に係員が入ってタブレットを手渡し交換するという、とても珍しいシーンも観られましたよ。
夏です。18きっぷの季節です。
駅でポスターをみると、そのまま出かけたくなります。
山陰本線の鎧駅(よろい)は、以前ポスターに使われたところ。
日本海に面した、入り組んだ海岸線にある無人駅。
犬を連れて散歩中のおじさんが、ベンチで佇んでいます。
すぐ下には、エメラルドグリーンの美しい入り江。
駅のベンチが、線路側ではなくその入り江を向いて設置されているというのが、この駅を印象的なものにしているポイントだと思います。
特急「はまかぜ」が通過していきました。
設定ミスで被写体ブレですが・・。
駅舎はいたってシンプル。
時間がとてもゆっくり流れています。
次の駅は、餘部(あまるべ)。
有名な餘部橋梁があります。
最近のコメント