ちほく高原鉄道とは、十勝地方の池田とオホーツク地方の北見とを結ぶ路線。
もともと国鉄地北線だったものを、第三セクターが引き継いで「ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線」として運行していたものですが、乗客減少のあおりを受け廃止が決定しました。
池田駅にて。日も暮れかけた駅、駅舎からだいぶ離れた場所にポツンと止まっている、一両のディーゼルカー。
沿線には、田園風景が広がります。
すっかり暗くなりました。地域の人たちが、愛情込めて維持しているのが伝わってくる駅舎。
陸別駅で、上下線の列車交換。なかなかしゃれた駅名標です。
車内の風景。
今晩は、途中の小利別(しょうとしべつ)の駅近くにある宿に泊まります。
晴れ渡る秋の朝。空気は澄んで冷たいですが、爽やかさも感じます。
宿の様子はこんな。
廃校を転用した、素朴な宿です。
さて、小利別の駅からさらに北上します。
まずは、反対方面に出発していく同宿の人をお見送り。
この鉄道には、「ふるさと銀河線」という名前にちなんで、名作アニメの「銀河鉄道999」に出てくるメーテルや鉄郎が描かれた車両もあります。
人気のない景色の中へと消えていくディーゼルカー。
私も、ほどなくしてやってた列車で、北へと出発。
途中の峠、うなりを上げるエンジン音をBGMに、色づいた黄金色の木々と澄んだ小川が、陽を受けてキラキラ輝いていたのが思い出されます。(ぼんやりと眺めていたら、写真は撮り忘れました・・。)
終点の北見駅に着きました。