出羽国の一宮、鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)です。
京からみて北の端に位置していることや、時折起きる大噴火が山の神の怒りであり凶兆と恐れられたことから、昔から重要視されてきた神社です。
また、山岳信仰である修験道も盛んでした。
ふもとに2カ所、吹浦(ふくら)と蕨岡(わらびおか)に口の宮と呼ばれる社があり、鳥海山の山頂に本社があります。
江戸時代には、どこが一宮たる社かで互いに争いがありましたが、現在では山頂+2カ所の口の宮を総称して、鳥海山大物忌神社となっています。
こちらは、吹浦口の宮
この日はあいにくの雨。
蕨岡口の宮にも詣で、人気のない境内で、お参りして写真撮影をしてきました。
しとしと雨降る神社も、心洗われる感じがしていいものでした。