大分府内城です。
現在の大分市街は昔は豊後の国府があったところで、ここに城を置いた藩は府内藩と称していました。
本来は、各地の「府中」と同じで、それだけでは土地を特定するものではないのですが。
天守は現存していませんが、いくつか櫓が残っています。
秀吉の時代に、この地に福原直高が築城。
関ヶ原以降は、竹中半兵衛の従弟である竹中重利が入城し、大改修。おおむね今の形になりました。
しかし、例によってというか、最終的には親藩の松平氏が入り、明治まで治めるのでした。
ところで、大分の有名大名といえは、こちらの人でしょう。
駐車場にあった胸像。
キリシタン大名としても知られる、大友宗麟です。
大友宗麟は地元の誇りということで、大分駅の前にも立派な銅像があります。
(2013年5月現在、駅前広場工事中につき、倉庫で一時休憩中とのことです。)
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