熊本城の大天守・小天守です。
カッコイイ!
熊本城では、最近復元された本丸御殿も見どころのひとつ。
金箔をほどこした鮮やかな襖絵が、目にまぶしい。
この一番奥の豪華絢爛な空間は「昭君之間(しょうくんのま)」と呼ばれるところ。
昭君とは中国の漢の時代の「王昭君」という美女のことで、そのエピソードを襖絵に描いているため「昭君之間」なのですが、これは「しょうぐん」にかけてあり、その将軍とは豊臣秀頼のことである、という説があります。関ヶ原では打倒石田三成の流れで東軍についた加藤清正ですが、恩ある豊臣家に対する忠誠心は変わらなかったといいます。もし豊臣家に何かあれば、ここに救い出してくるという思いがあったのでしょうか。
大天守からの眺め。
見えているのは宇土櫓で、小さな城なら天守と呼べるくらいの大きさがある櫓です。
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