ニースから、郊外へバス旅。エズ(Èze)という山間の街へ。
ニースの街から東方面、モナコへと抜けるバスで途中下車。約30分の、お手軽旅です。
高低差のある、入り組んだ石造りの街並みが残っています。
エズの街、頂上は有料の熱帯植物園になっているのですが、その展望台からの眺望が最高です。
快晴の地中海!
植物園には、こんなサボテンがたくさん。
かなりの断崖を、幹線道路が通っています。
このエズのような街は地中海沿いにいくつもあるのですが、崖の上に隠れるように存在しているところから「鷲の巣村」と呼ばれています。
海賊や海岸沿いに攻めてくる敵への防御の意味があると言われています。
ここから、海岸の方に道が伸びています。鉄道は海岸沿いを通っているため、駅と街との間は、高低差400m超のちょっとしたハイキングコース。(今回は、バスで直接来ました。)
なお、この道はニーチェが「ツァラトゥストラはかく語りき」の構想を練ったところと言われており、その名も「ニーチェの道」と呼ばれています。