近畿地方の一宮(1)大神神社・上賀茂神社・下鴨神社

現在の近畿地方にある「一宮」のまとめです。
その1では、かつての「畿内」に相当する国々のうち、大和(やまと)、山城(やましろ)の一宮をご紹介します。

大和国一宮 大神神社

大和国の一宮、大神神社(おおみわじんじゃ)です。
大和国一宮 大神神社
国内で最も古い部類に入る神社。
大和国一宮 大神神社
かなりの人出でした。
大和国一宮 大神神社
大和国一宮 大神神社
大和国一宮 大神神社
巳の神杉(みのかみすぎ)と呼ばれるご神木。
大和国一宮 大神神社
立派な拝殿です。
大和国一宮 大神神社
拝殿の後ろには本殿があるものですが、ここは背後の三輪山自体がご神体となっており、本殿の建物はありません。
写真はないのですが、拝殿の中には文字どおり鳥居を3つ組み合せた「三ツ鳥居」があり、これを通してご神体の山を仰ぐという参拝形態となっています。

このあたりは歴史的な遺跡も多く、有名なところでは箸墓古墳、纒向遺跡などがあります。
まだ解明されていない、邪馬台国をはじめとする神話時代の歴史の手がかりがあるかもしれず、調査の進展が楽しみですね。

大神神社(おおみわじんじゃ)
所在地:奈良県桜井市三輪1422
主祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
リンク:http://oomiwa.or.jp

(2011年5月撮影)