現在の近畿地方にある「一宮」のまとめです。
その1では、かつての「畿内」に相当する国々のうち、大和(やまと)、山城(やましろ)の一宮をご紹介します。
その1では、かつての「畿内」に相当する国々のうち、大和(やまと)、山城(やましろ)の一宮をご紹介します。
大和国一宮 大神神社
大和国の一宮、大神神社(おおみわじんじゃ)です。
国内で最も古い部類に入る神社。
かなりの人出でした。
巳の神杉(みのかみすぎ)と呼ばれるご神木。
立派な拝殿です。
拝殿の後ろには本殿があるものですが、ここは背後の三輪山自体がご神体となっており、本殿の建物はありません。
写真はないのですが、拝殿の中には文字どおり鳥居を3つ組み合せた「三ツ鳥居」があり、これを通してご神体の山を仰ぐという参拝形態となっています。
このあたりは歴史的な遺跡も多く、有名なところでは箸墓古墳、纒向遺跡などがあります。
まだ解明されていない、邪馬台国をはじめとする神話時代の歴史の手がかりがあるかもしれず、調査の進展が楽しみですね。
(2011年5月撮影)