山城国一宮 賀茂別雷神社
山城国の一宮である賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)、すなわち上賀茂神社です。
官幣大社筆頭であり、伊勢神宮に次ぐ格式でした。
この日は、葵祭にまつわる神事のひとつ、斎王代御禊という神事が行われており、ちょうど終わりの集合記念写真に遭遇。
賀茂祭、いわゆる葵祭は、新緑まぶしい5月中旬に行われる祭で、現在は京都三大祭りのひとつとして有名です。
京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社まで、平安装束をまとった行列が進みます。
また、神社境内で執り行われる競馬(くらべうま)も見どころ。
大きな三角錐型の砂の山が目を引きますが、立砂あるいは盛り砂といって、神様の依り代です。
境内に流れるのは、百人一首にも出てくる、ならの小川。
新緑の中をさらさら流れる水をみていると、清々しい気分になります。
ここが、競馬が行われる一直線の道。
(2014年5月撮影)