河内国一宮 枚岡神社
大阪府の奈良県側のエリアが、河内国です。
ここの一宮は枚岡神社(ひらおかじんじゃ)。
昔の大阪から奈良へ抜ける最短ルートだった暗峠(くらがりとうげ)越えの街道沿いにあります。
藤原氏(もともとは中臣氏)の祖先神であるアメノコヤネ(天児屋根命)とその妻が、創建当初の祭神です。
世界遺産ともなっている奈良の春日大社は、平城京の中に藤原氏が自分の祖先を祀るために建てた神社ですが、祖先神であるアメノコヤネはこの神社から勧請されていきました。
祭神の四神を祀る本殿は、春日大社と同じ春日造で、4棟横に並んでいます。
枚岡神社(ひらおかじんじゃ)
所在地:大阪府東大阪市出雲井町7-16
祭神:天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売御神(ひめみかみ)、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)
リンク: www.hiraoka-jinja.org
所在地:大阪府東大阪市出雲井町7-16
祭神:天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売御神(ひめみかみ)、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)
リンク: www.hiraoka-jinja.org
(2011年5月撮影)
暗峠(くらがりとうげ)
最近読んだ歴史小説で、登場人物が何度かこの街道を往復していたので、今回行ってみることにしました。
峠の頂上付近まで来ると、何件かの土産物屋があります。
が、そこに至る道は、経験したことがないくらいの急勾配であり、道が細く曲がりくねっているのに加えて、ハイキング客も歩いています。
途中、歩行者を避けるために一時停止を余儀なくされた場所は、後から調べたら一番の急坂の途中。
ギアを1速まで落としての再スタートとなり、タイヤからは少し焦げ臭い匂いがしました。
晴れていてよかったですが、雨の日は走りたくないですね・・。