丹後国一宮 籠神社
続いて、丹後国の一宮、籠神社(このじんじゃ)。
丹後半島の景勝地、天橋立のちょうど目の前に鎮座しています。
激しい雷雨にみまわれたため、車内で雨宿りして、小降りになったときを見計らって参詣。
ここは、現在の伊勢神宮外宮の祭神であるトヨウケがもともと祀られていた場所。
ここでしばらくアマテラスとともに祀られた後、両者が伊勢に移っていったといういわれがあり、「元伊勢」と称しています。
社殿も、伊勢神宮と同じ造りです。
神社が保持する宝物として、古代から現代に至るまで籠神社の宮司を世襲している海部(あまべ)氏の家系図があります。
国内に残る最も古い家系図として、国宝に指定されています。
なお、この神社の後ろにある小山へは、ケーブルカーで登ることができます。
そこが、いわゆる天橋立の「股のぞき」で有名な傘松公園。
今回は、悪天候のため断念です。
(2011年4月撮影)