但馬国は、兵庫県の北部エリア。
中心となるのは、かばんの生産で有名な豊岡、城下町の出石、そして城崎温泉など。
そんな但馬国で一宮とされる神社は、ふたつあります。
今回は、両方巡ってみました。
但馬国一宮 出石神社
出石神社(いずしじんじゃ)は、文字どおり出石にある神社。
神社自体は、観光地化されておらず、少しこじんまりとしています。
信仰は、地元のみなさんの生活にしっかり根付いているようです。
この出石神社は、古事記や日本書紀にも記されている、新羅から渡来した王子、天日槍(あめのひぼこ)の伝説の中心となる場所。
出石神社の祭神は、この天日槍と、天日槍が持ち込んだ8つの宝物(伊豆志之八前大神)となっています。
出石神社(いずしじんじゃ)
所在地:兵庫県豊岡市出石町宮内99
祭神:伊豆志八前大神(いづしやまえのおおかみ)、天日槍命(あめのひぼこのみこと)
所在地:兵庫県豊岡市出石町宮内99
祭神:伊豆志八前大神(いづしやまえのおおかみ)、天日槍命(あめのひぼこのみこと)
(2011年5月撮影)
但馬国一宮 粟鹿神社
もうひとつは、粟鹿神社(あわがじんじゃ)です。
但馬国でも随一の古社で、2000年以上の歴史があるのだとか。
こちらも、地元の風景に溶け込んだ、小さな社。
訪れたときは、ほかに参拝者もおらず、鳥の声だけが聞こえていました。
社務所には、諸国一宮の絵馬が飾られていました。
ここ行った、ここ行かなきゃと、見ているだけで楽しくなります。
粟鹿神社(あわがじんじゃ)
所在地:兵庫県朝来市山東町粟鹿2152
祭神:彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)、日子坐王(ひこいますのみこ)、阿米美佐利命(あめのみさりのみこと)
所在地:兵庫県朝来市山東町粟鹿2152
祭神:彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)、日子坐王(ひこいますのみこ)、阿米美佐利命(あめのみさりのみこと)
(2011年5月撮影)